小さなニュース 第9回

いったん落ち着きます

前回の記事の誤っていた部分を削除しました。岡沢議員と妹尾議員以外は無所属です。この件については、もう二度と間違わないように対策を講じましたので、ご容赦ください。批評している側がいろいろ間違うと具合が悪いですね。

メンバーは以下のとおりです。

池上典子(無所属・大阪維新の会推薦)

岡沢龍一(大阪維新の会公認)

妹尾正信(大阪維新の会公認)

岩本優祐(無所属・大阪維新の会推薦)

木村亮太(無所属)

会派結成いたしました会派名は「未来に責任・大阪維新の会」|枚方市議会議員木村亮太公式ブログ

先週の伝えきれなかった動き

ふらっと駅スタ779

2016年3月22日、伏見市長がFMひらかたに生出演しました。「フラット駅スタ779」というコーナー。

フラット駅スタ779///
始まりましたー!\(//∇//)\
枚方市長生出演です♪ pic.twitter.com/6nJkRcSRqa

— FMひらかた (@fm779) 2016年3月22日

フラット駅スタ779
生オンエア中 pic.twitter.com/y9et0dicNd

— FMひらかた (@fm779) 2016年3月22日

市長とのフラットなトークが満載です♪♪ pic.twitter.com/wrDsAdGU1k

— FMひらかた (@fm779) 2016年3月22日

市長は、高校時代野球部でした!
守備はショートだそうです☆\(//∇//)\

— FMひらかた (@fm779) 2016年3月22日

市長とのトーク楽しかったですねー♪♪\(//∇//)\
フラット駅スタ779!
また御出演よろしくお願いします!

— FMひらかた (@fm779) 2016年3月22日

このコーナーは、市長が京阪枚方市駅構内に設けられたサテライトスタジオに、ふらっと立ち寄るていで、番組に出演します。もちろん、公務の都合や編成の都合があるので、そんなことができるはずはなく、きちんと予定されています。今回は事前に市長のスケジュールに掲載されていました。

第1回は2015年12月10日に放送されましたが、筆者は聴けなかったのでどんな内容だったのかは知りません。

聴いてみたところ、ふらっと駅スタ779(第2回)の内容は、伏見市長が初登庁した2015年9月24日のインタビューと大して変わりませんでした。私的な話はいろいろありましたが、肝心の市政の話はというと、人口減少問題、子育て環境の充実と枚方市駅周辺再整備でした。少しずつ前進している施策はあるのに、初登庁の日に話していた内容と変わりませんでした。

たんのないフラットなトーク」をポリシーにしたコーナーらしいのですが、差し障りのない話題だけを取り扱っています。1つ、身を切る改革を達成したのですが、そんな話はありません。全員協議会で議員と議論したとみられる美術館問題、世帯の保育料高額問題、3月定例月議会で追及を受けた花火大会や三世代家族の定住促進といった、伏見市長が自ら取り組む姿勢を表明していた内容にはノータッチでした。

現在の状況や苦労を語らなければ、市民の市政への関心は高まらないと思います。市長が過密なスケジュールの中で戦略もない、効果の見込みもない番組出演をしていては、スピード感を要している枚方市政への対応が後手後手になって、致命的な状況を脱出できなくなります。

枚方市学校規模等適正化審議会

答申まとまる

子どもの数が少ないことと、そのことによる教育上の懸念を根源的理由に学校の規模を適正化されます。審議会がまとめた答申案に、市民178人から974件の意見が寄せられていました。今回、まとめられた答申案について、市民から寄せられた意見の一部を教育委員会で回答する対応が取られました。

答申に関係しない意見が多数あったことから考えても、また常識的に考えても、市民が審議会のポジションを理解しているはずはありません。そのような理解のないまま「審議会の考え方」と「教育委員会の考え方」に分担して回答しても、統廃合をしないでほしいと願う市民にとっては、審議会や教育委員会、枚方市役所への不満を増長させるだけという結果になったでしょう。

民主主義の名の下、どの学校を統合するかを決めるのに市民の意見が尊重されるものだと誤解されています。一部の市議会議員ですら、そう考えているので収拾がつきません。

非公開決定の経過

審議会が答申を教育委員会にしゅこうする運びとなりました。これにより、非公開で開催されていたときの会議録や資料も公開されました。以前に筆者が推測していたような理由[1]で、非公開決定されていました。

◯事務局 審議会の運営についてご説明いたします。本審議会については、第1回審議会で確認させていただきましたとおり、枚方市附属機関条例第6条第1項に基づき、公開としておりますが、今後の審議は、具体的な学校名を挙げて方策案について審議していただくことになりますので、自由な発言に支障をきたす恐れがあることから、今回の議事案件にかかる審議及び次回以降の審議に関しては、同条例第6条第1項第2号の規定により、非公開とするのが適切ではないかと考えております。その点についてお諮りいただきたいと思います。

◯会長 事務局からご提案がございました。皆様いかがでしょうか。私も、各委員が批判等を受けることなく、できる限り自由な発言で、活発なご議論をしていただくよう望んでおりますので、非公開として取り扱いたいと思いますが、何か意見などありますでしょうか。

◯会長 ないようですので、それでは、この後の議事については、報告案件を公開で行い、それ以降の議事案件②「学校規模等適正化の方策について」からは非公開としたいと思います。

第6回枚方市学校規模等適正化審議会 会議録(2015年4月15日)

公表することが基本なので、いつまでもベールに包まれているわけではありません。答申がまとまったので、これまで非公開としていた部分も公開されています。

◯会長 只今、事務局から第11回会議録(案)について、承認の依頼がありました。会議録については、委員の皆様にはご一読いただいているかと思います。ご指摘などなければ確定することにご承認いただけますか。また、第6回審議会の具体的な審議から会議は非公開とさせていただいており、会議録につきましてもこの間非公表としていますが、答申に合わせて公表することにしたいと思いますのでご承知をお願いします

第12回枚方市学校規模等適正化審議会 会議録(2016年2月26日)

ホラッチョ野口

引っかかるのが、一部議員のこういった声です。

統合と小中一貫を考える交流会に招かれ、市政・議会報告をしました。

(略)

わずか2時間弱の交流会でもこれだけたくさんの疑問や意見が出されるのか驚きました。学校規模適正化審議会の委員さんも実際に、このような保護者の意見や疑問を聞いてから答申を出してほしかったというか、出すべきだと痛感しました。

統合と小中一貫を考える交流会で報告 « 日本共産党 野口光男(2016年3月26日)

よく分かっていない人が「交流会」を開いてどうするのでしょうか。審議会は答申案について2015年12月1日〜21日にわたって、市民から意見を募集していました。答申はそれらを踏まえたものです。間接的に振り回される子どもたちがかわいそうです。

野口議員の「2015年12月議会報告」の内容はたらなので注意が必要です。学校規模の適正化は、行政として審議会で方針を決めているだけで、政治で決めていません。野口議員は、過去の統廃合の総括をしていないと批判していますが、これは誤りです。それに、野口議員は統廃合を「大人の事情」とみなしていますが、これも誤りです。間違い探しをしても、きりがないので、これくらいで止めますが。

会議録には審議会の役割について、出席委員の疑問に答えている箇所があります。

◯委員 審議会では(案)を考えるという理解でいいのでしょうか。

◯事務局 何も決定していない段階で、「統合協議会」に説明させていただくことは困難であると思います。児童・生徒数や配置について、案としてお示しすることがいいのではないかと思います。その後、ご意見をいただき、その意見に基づいて決定していければと考えます。

◯委員 この審議会で決定したことが、「統合協議会」で覆るのはおかしいのではないでしょうか。審議しつくしたことを説明し、「統合協議会」に理解いただくようにしなければ、混乱するのではないでしょうか。

◯事務局 審議会からいただく「答申」は最大限尊重させていただき、学校統合の説明会においても、「答申」の内容に基づいて理由を説明します。しかし、「最終的にこのようになります」という説明では、保護者や地域の方にご理解していただけないと思います。実際に統合を進めいていく中で、様々なご意見を聞くことができるよう、そのように説明したものです。

◯会長 この審議会における意見を尊重するという事務局からの説明でした。

第4回枚方市学校規模等適正化審議会 会議録(2014年12月22日)

教育委員会が統廃合を決めるにあたって、「統合協議会」での意見を踏まえて微調整をすることはあるかもしれません。ただ、審議会の出席委員が発言しているように、「統合協議会」で協議した結果、例えば「統廃合しない」という決定にはならないでしょう。審議会がまとめた答申を覆すようなことになったら、審議会の存在意義がありません。

だから、どうして野口議員は審議会の存在意義を否定するようなコメントをするのでしょうか。交友関係、通学距離などを理由に統廃合に反対する声はあるでしょう。しかし、子どもの数が少ない以上、どうにもならないことはどうにもなりません。だから審議会で検討されていたのであって、もともと当事者が満足する結果にはならないのです。そういった子どもや保護者のやるせない感情を議員が審議会に仕向けているとしか思えません。門真市で命と引き換えに統廃合の中止を求めた小学生の、あの悲しい自死を知っているのでしょうか。もし、あれと同じことが枚方で起きたら、野口議員はどうしてくれますか?

コミュニティの一本化に時間がかかる

今回、名指しされた校区の人は早めにコミュニティの一本化に向けて動き出しておくと良いと思います。

◯委員 枚方市で、過去に学校統合があった村野小学校等で、統合後の意見にはどのようなものがあったのですか。

◯事務局 本市における学校統合は、平成12年度に北牧野小学校や村野小学校、平成13年度に村野中学校を統合した事例があります。

◯事務局 統合後における子どもたちの状況ですが、校長先生等への聞き取り調査によりますと、当初はとまどいがありましたが、次第に慣れて元気に登校しているとのことでした。一方、地域のコミュニティにつきましては、組織の一本化に時間がかかったと聞いています。

◯委員 統合のあった地域に居住していますが、祖父の代は桜丘小学校、父の代は村野小学校、孫の代は川越小学校と三代が違う小学校に通う例があります。意見として、これまで学校統合を行った地区は、学校統合の対象とはしないでもらいたいと考えます。

◯会長 そのような配慮が必要だということですね。

◯委員 コミュニティの組織の一本化に時間がかかったのは、どのような理由なのでしょうか。

◯事務局 本市の場合、校区コミュニティ協議会は小学校区単位で構成され、各種の地域行事はコミュニティが中心となり活発に活動されています。そのため、小学校が統合されると、コミュニティ間で活動のやり方が異なるため、それを調整することが、組織の一本化に時間がかかった要因のひとつではないかと考えています。

◯委員 学校統合は、子どもたちの合併であるとともに、地域の人たちの合併でもあります。コミュニティという組織が出来上がっているため、組織の一本化には時間がかかるのだと思います。そのため、学校統合にあたっては、できるだけ早い時期から地域に働きかけを行うことが重要だと思います。

第3回枚方市学校規模等適正化審議会 会議録(2014年10月27日)

野口議員、審議会の中で過去の統合について総括をしているではありませんか。しかも、この部分は最初から非公開の対象になっていない部分です。

通学距離の基準

通学距離についての基準は、小学校で4㎞、中学校で6㎞以内で、乗り物を使用したとしても、おおむね1時間以内と定めているようです。でも、乗り物を併用した市内の移動で1時間を超える距離というのは、どういうケースなのかよくわかりません。

◯委員 資料3(2)の学校適正配置(通学時間)において、通学時間1時間とは、徒歩で1時間という理解でよろしいですか。

◯事務局 これまで、徒歩または自転車による利用で小学校にあっては4km、中学校にあっては6km以内と規定されていましたが、今回、これに加え、スクールバスや他の公共交通機関の利用も含め、概ね1時間以内の目安が新たに基準として設定されたものです。

◯会長 従来の小学校4km、中学校6kmというところに、新たに乗り物による基準がつけ加えられたということですね。他にございませんか。

第6回枚方市学校規模等適正化審議会 会議録(2015年4月15日)

実際に乗り物を使わせるかどうかの個別の判断は教育委員会なので、これがスクールバスを運行させるかどうかを決めたものではないというのが、市民にとって分かりづらいところです。

統合されてしまう理由

審議会は校区内で「大規模な住宅開発が見込まれているか」を材料に判断しています。住宅に転用できそうな農地があるのに、統合の対象になっている場合は、その農地が「市街化調整区域(=市街化を抑制すべき区域)」に指定されていると考えられます。市街化調整区域に指定されている土地は住宅開発できないため、見込みがないと判断しているようです。

暴論ではありますが、大規模な住宅開発の見込みさえあれば統合されないと理解していいでしょう。

樟葉北小学校区には、一部農地があり、開発の予定がなされていますが、住宅地への転用区域は小さく、今後、大規模な住宅開発の可能性は低く、大幅な児童数の増加はないと考えられます。また、樟葉小学校区は、既に殆どが住宅地です。

(略)

招提北中学校区には、工業団地や農地がありますが、企業の移転は殆どなく、また農地は市街化調整区域であり、今後、大規模な住宅開発は見込まれません

また、招提中学校区には多くの農地が存在しますが、市街化調整区域のため、新規の大規模な住宅開発は見込まれません

(略)

両校区(筆者注:高陵小学校区、中宮北小学校区)は殆どが住宅地で、一部では老朽した共同住宅の建て替え等による若年層の転入などもありますが、校区範囲が小さいため、両校とも適正規模の範囲内になる程の児童数の増加は見込めません。

(略)

明倫小学校区は殆どが住宅地で、一部古い共同住宅の建て替えなどが計画されていますが、適正規模の範囲内になる程の児童数の増加は見込めません。また、中宮小学校区には一部農地が存在しますが、その他は既存の住宅地であり、新規の大規模な住宅開発は見込めません

(略)

山田小学校区は殆どが住宅地であり、また、山田東小学校区及び交北小学校区には、一部農地が存在しますが市街化調整区域のため、いずれも大規模な住宅開発は見込まれず、大幅な児童数の増加はないと考えられます。

(略)

西牧野小学校区や磯島小学校区には、多くの農地が存在しますが、殆どは市街化調整区域のため、新規の大規模な住宅開発は見込まれず、大幅な児童数の増加はないと考えられます。

(略)

川越小学校区には、一部農地が存在しますが、その他は既存の住宅地であり、新規の大規模な住宅開発は見込めません。また、開成小学校区は校区の殆どが旧日本住宅公団が開発した住宅地で、近年マンション等へのリニューアルが見られますが、大規模な住宅開発は見込まれず大幅な児童数の増加はないと考えられます。

東香里小学校区及び春日小学校区の一部には農地が存在しますが、市街化調整区域であり、その他は既存の住宅地であることから、新規の大規模な住宅開発は見込まれず、大幅な児童数の増加はないと考えられます。

枚方市立小・中学校の配置等の適正化について(将来における適正な配置等のあり方について)(答申),枚方市学校規模等適正化審議会,平成28年3月

共助の考え方を勉強してください

保育料の値上げを検討しているそうです。「市民の痛み」を伴う改革の一つでしょう。

…(略)…写真は事務局の方にとっていただきましたがこの顔は「なんでそんな答弁なのだ!」って顔ですよね18日の予算委員会では、来年度に値上げの検討をすると報告されている保育所保育料の問題と待機児童解消について質問をしました。「府下でも安い枚方市の保育料を見直したい(引き上げ)」としますが実質手取り収入の減少や、消費税増税とまたまた、増税アップをひかえそれはないでしょ?って話です。他市への流出をとどめ、流入してほしいと言いながらどうなの?って質問をすると色んな子育て施策を。第2子無料化の検討もしたいなどなどと答弁をしますが、本気で流入・流出へのアピールするつもりなら、引き上げってマイナスイメージです。インターネットの社会では府下で保育料が安いのは枚方市だと他市の方も書いてくれていて、期待してくれてる。インターネット時代に今のこの時に値上げの検討をするということ事態もインターネットで情報が流れていくなかナンセンス。再考をと求めました。…(略)…

ナンセンス!保育料の値上げ検討,松岡ちひろの明日があるさ(2016年3月20日)

待機児童を解消するには保育所の増設が急務です。そのためにはお金が必要ですが、お金はどこからか湧き出てくるものではありません。市民から税金としてお金を集めています。いま、枚方市の財布に入っているお金が少ない状況です。誰かが負担しないと新たに保育所を開設できません。

近隣の自治体と比べて枚方市の保育料が安いそうです。保育所に預けられている比較的ラッキーな人たちにとって、保育料の値上げは辛いことです。一方、保育料を支払えるのに保育所に預けられない人たちは、やはり保育所に入れるようにしてほしいでしょう。となれば、近隣の自治体と比較して安い保育料を維持しても、待機児童の発生を解消できないし、将来も子育てのまちとして「枚方市っていいな」には成れません。だから、今よりも少しの負担をお願いして枠を広げたいのです。松岡議員は「共助」を勉強してください。

それに松岡議員は「ナンセンス」と言っていますが、あなた市議会議員だったら、対案を出しましょうよ。税金を資本とする会社のサービスを充実させるには、増税するか、サービスを廃止するしかありませんよ。

肝心の額はいくらですか?値上げ幅は?そういう情報を教えてもらいたいのですが、市民にネガティブなイメージを植え付けているだけで、議論にはつながりません。

日本共産党議員団だって、市民への痛みを承諾したんでしょ?

約51億円浮かすと言っても

枚方市新行政改革実施プランを策定した[2]ということなので、少し見てみることにしました。4年間で約51億円の効果を出そうとしています。一見、結構な大金のように感じますが、2016年度(平成28年度)の予算額の約2844億円[3]と相対比較してみると、たとえ目標どおりに上手くいっても1年間あたりの効果は0.45%くらいです。

伏見市長の言う行財政改革とは、こんなショボいものなのでしょうか。こんな調子で将来世代に負担を残さないようにできるのでしょうか。

7.目標効果額

本プランでは、約51億円(一般会計約11億円、特別・企業会計約40億円)の改革効果を目標に取り組みを進めます。

枚方市新行政改革実施プラン(平成28年度~平成31年度)(2016年3月31日)

効果額の大きい順に5つだけ並べました。

取り組み効果額(円)
病院事業会計の経営健全化3,141,000,000
国民健康保険特別会計の経営健全化(収納率の向上)536,000,000
保育料の改定400,000,000
下水道事業会計の経営健全化(水洗化の促進)200,000,000
し尿処理業務の効率化186,000,000

上記、5つだけで全体(約51億円の効果)の約86.8%を占めます。病院の経営努力によるものだけで約61%です。どのように取り組んでお金を浮かすかというと、こんなことが書かれています。あまり上手くいくとは思えません。

平成24年度に策定した「中期経営計画」に基づき、病床利用率を平成31年度までに85%にするとともに、委託業務の仕様見直し等、経営健全化に向けた取り組みを強化し、収益的収支の早期黒字化を図る。

枚方市新行政改革実施プラン(平成28年度~平成31年度)(2016年3月31日)

見込みがありそうなのは、国保の収納強化と保育料の値上げでしょう。国保はこんな感じで書かれています。

適切な保険料賦課、口座振替率の向上と重点的な収納対策により、単年度収支の均衡を図るとともに、現年分収納率90%と滞納繰越収納率24%をめざす。

枚方市新行政改革実施プラン(平成28年度~平成31年度)(2016年3月31日)

そして、保育料の値上げはこんな感じです。でも、値上げは2年後の2018年4月(平成30年度)以降に目標設定されています。市長はスピード感を持って待機児童の問題を改善させるつもりがあるのか、それともスピード感を持って対応しているつもりで、このようになるのか、どちらでしょうか。

第2子の保育料無料化も視野に入れながら、国の基準や他市の水準等を踏まえ、保育料改定に向けた検討を進めるとともに、改定に関する方針を策定し、保育料を改定する。

枚方市新行政改革実施プラン(平成28年度~平成31年度)(2016年3月31日)

[1] 小さなニュース 第2回で、門真市のケースを紹介しました。

[2] 枚方市新行政改革実施プランを策定しました(平成28年3月策定) - 枚方市ホームページ(2016年3月31日)

[3] 平成28年度当初予算 - 枚方市ホームページ(2016年4月1日)

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