平成28年度市政運営方針に対する各派代表質問

代表質問がありました。録画映像が公開されましたので、ざっと聞いて抜き出してみました。今回は「所信」ではなく、「運営方針」について議会と議論を交わするものなので、2回目、3回目の質問も聞きました。

おことわり

以下、大量の「字」だらけです。

筆者の感想

ちょっと伏見市長、(悪い意味で)やばくないですか?落胆してしまいました。行政の長としての答弁はできるのに、政治家としての答弁を、ちっともしてくれません。なので、政治家どうしの議論になっていませんでした。

いやあ、筆者も先の市長選挙で、合法なインターネット選挙活動として、前市長との実質的な唯一の対抗馬として伏見市長を推していたのですが…。伏見市長の答弁の特徴は、次のような感じでした。

【削除】

質問と答弁

さて、代表質問とは字のごとく会派を代表して質問するシステムですが、質問の順番(質問順位)が決まっていて、内容が重複することもあります。よって、必然的に質問順位の高い会派の質問を多く抜き出さざるを得ません。今回は、政党というか、会派がどんな質問をするのかという観点ではなくて、市長の答弁の中身に重きを置いて、まとめました。

公明党議員団

人口減少は、仕事の都合や役人用の団地がなくなったせいだと伏見市長。

◯山口勤議員 …(略)…「2.重点施策について」「(1)人口減少傾向の考え方について」市政運営方針において、国勢調査の速報値の結果を引き合いに出され、「現時点における予測では、今後もこうした減少傾向が続くことが見込まれてい」るなどと市民に不安を与えるような表現をされていますが、全体調査結果から約4千人減少した要因について、どのように考えているのかお聞きをいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…今回の国勢調査でも、本市の人口減少の実施が裏付けられた形になっていますが、その要因を自然減と社会減に分けて分析すると、前回、国勢調査があったのは平成22年でございますが、出生数と死亡数の差が平成22年の+418人から毎年減少をし続け、平成26年には−175人まで下がっており、自然減が進んでいます。加えて、転入者数と転出者の差は平成26年が−969人で、毎年減少が続いており、社会減が進んでいることが要因として考えております。その理由としては、本市の調査では仕事の都合が多く、また地域別の状況では国、官舎等の団地の廃止が大きな要因であると考えております。今後、重要施策を中心に様々な施策を展開していくことで、人口減少を抑制していきたいと考えております。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

枚方市駅周辺は、市民が集まり、楽しい時間を過ごせるところにしたいと伏見市長。

◯山口勤議員 …(略)…「(2)人が集まるまちづくりの推進について」「①枚方市駅周辺再整備について」枚方市駅周辺の再整備については、市政運営方針の重点施策の1番目に掲げられており、「まちの将来像を見据え」て様々な取り組みを行うとされています。そこで、まずお聞きしますが、市長がこの枚方市駅周辺のまちの将来像をどのように考え、取り組みを進めようとされているのか、お訪ねします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、枚方市駅周辺再整備についてお答えします。枚方市駅周辺の将来像につきましては、ビジョンの趣旨を踏まえ、まち全体にゆとりを創出するとともに、人が主役のにぎわいあるまちづくりを目指す取り組みを押し進めているところです。私としましては、市民の皆さんの期待も大きいことから、本市の中心地に相応しく、都市型居住機能も視野に入れつつ、幅広い市民の皆さんが集い、楽しく時間を過ごしていただけるような利便性に富んだまちづくりに向け取り組みを強化していく考えでございます。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

美術館の方向性が定まらず総合文化施設のスケジュールの遅れていくとの指摘に「分かってる」と伏見市長。

◯山口勤議員 …(略)…次に、総合文化施設の整備についてお伺いします。1月20日の全員協議会において、美術館整備についての進捗状況の報告がありました。その報告において、総合文化施設用地内に指定寄附による独立性の高い美術館を市が一体整備するという提案がありました。この提案に対し、議会からも様々な意見があり、方向性が定まっていない状況です。このような状況が長く続くことが、少なからず総合文化施設の設計スケジュールに影響が生じてしまうのではないかと、大変危惧しています。この点について、市長はどのようにお考えなのでしょうか。見解をお伺いいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、総合文化施設の整備についてお答えします。美術館整備につきましては、全員協議会において市議会から様々なご意見をいただいたところです。市としても、美術館整備が総合文化施設の整備に大きな影響を及ぼさないよう、できるだけ早期に方向性を整理し、適切な時期に市議会や市民に報告させていただく考えです。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

戦略監というポストの説明。

◯山口勤議員 …(略)…次に、「枚方市駅周辺再整備など都市基盤整備の充実」の項に「庁内体制の強化を図るため、戦略監を枚方市駅周辺再整備の総合調整担当に位置づけ」るとありますが、この位置づけには、具体的にどのようなものであるのかについて、お伺いいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、枚方市駅周辺再整備の調整担当につきましては、本市における事業の推進はもちろんのこと、今後は国、府や民間事業者等を含めた庁舎外の関連セクションとの連携をはかるうえで、市としての総合的な調整機能がいっそう重要になるものと考えており、戦略監につきましては、こうしたことを踏まえ、枚方市駅周辺整備の推進にかかる総合的なコーディネートを担うものとして、その役割を明確化し、推進体制をはかるものであります。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

京阪を高架にする事業。「遅い!」と、早く実現してほしいとの地元住民のいらだちもあるそうで。

◯山口勤議員 …(略)…「②都市基盤整備の充実について」順次質問をさせていただきます。まず、京阪本線連続立体交差事業について。当事業は、地元地権者との用地交渉を進めているかと思いますが、事業の進捗状況についてお聞きいたします。次に「まちづくりと連携した総合的かつ戦略的な交通施策を推進するため、総合交通計画の平成29年度策定に向けた取り組みに着手する」とありますが、計画策定の目的についてお伺いいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、京阪本線連続立体交差事業の進捗状況についてお答えいたします。当事業につきましては、平成25年度より用地測量、土地境界確認などを行い、おおむね全区間の作業を終えております。また、平成26年度からは物件数約370件の用地取得に向け、必要な物件の調査に取り組んでおります。今後も用地取得に向け、権利者の方々のご理解を得ながら作業を進めてまいります。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

淀川渡河橋の話ですが、この後も質問が続きますので後ほど。

◯山口勤議員 …(略)…次に淀川渡河橋につきましては、本市内の停滞緩和に寄与するなど、整備による様々な効果が期待できることから、早急に実現してほしいと考えています。そこで私たち会派としましても、昨年9月に代表質問におきまして、ひとつの候補である新名神併設橋より、既に都市計画が決定されている牧野高槻線橋梁のほうが、実現が早いのではないかとの認識を示し、早期事業化へさらなる取り組みをしていただくよう要望してまいりました。今回の市政運営方針におきましては、渡河橋の実現に向け「対岸市と連携し」ていくとされていますが、市長は今後、具体的にどのように取り組んでいかれるのか、お伺いいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、淀川渡河橋についてお答えいたします。対岸の高槻市との連携につきましては、今年の1月に国や国会議員に対し、新名神高速道路事業関連の財源確保に関する要望を行った際に、高槻市長と淀川渡河橋について意見交換をいたしました。実現に向けては、現在、大阪府のほうで改訂作業が進められている都市整備中期計画案で淀川渡河橋を位置づけていただくことが重要であるため、今後、高槻市との連携をいっそう深めながら、本市と高槻市、両市が直接要望活動を行うなど、淀川渡河橋の実現に向けて取り組みをさらに進めてまいります。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

「具体的に」「どのような」に答えていない例。

◯山口勤議員 …(略)…「③安心して楽しく子育てできる環境の充実について」「安心して楽しく子育てできるまちを実現していくために」、「妊娠・出産から子育て期にわたる切れ目のない支援策を充実させていく必要があ」るとのことですが、具体的にどのような取り組みを進めていこうと考えておられるのか、お伺いいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、妊娠・出産から子育て期にわたる支援策についてですが、安心して楽しく子育てできるまちを実現していくために、妊娠届け時の保健師等によるすべての妊婦の面接相談の実施や、地域の担当保健師による妊娠期からの相談支援の強化をはかるとともに、これまでの様々な取り組みについても市民にとってわかりやすい情報発信に努めながら、妊娠・出産から子育て期までの切れ目のない支援策の充実をはかってまいります。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

答弁には「公共施設2カ所」の施設の名称が固有名詞として出てきません。「あそことあそこで小規模保育をやれそうだな」といった見立てなく検討をしているように感じられて、とても不安です。もしそうなら「そんな状況で口走ってどうすんの?」と言われることになるでしょう。

◯山口勤議員 …(略)…次に「公共施設の有効活用による小規模保育施設の整備を進め」ることとされていますが、どのように整備を進めていくのかお伺いします。また、市長は所信表明で駅前保育を例に出され、通年にわたって受け入れられる体制を整備すると述べられていますが、この小規模保育施設の整備は、我が会派が主張する、例えば乗客数の多い枚方市駅周辺などの実施を考えておられるのか、併わせてお伺いいたします。また、民間園における小規模保育施設のさらなる拡大について、今後どう検討していかれるのかお伺いいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、小規模保育施設の整備につきましては、待機児童の大半が1・2歳児であることから、子ども子育て支援新制度により、新たに創設される3歳未満の児童を受け入れる小規模保育事業を公共施設2カ所で実施し、まずは38人分の受け入れ枠を確保してまいります。実施場所については、待機児童の多い地域にある駅周辺など、利便性の高い場所にある公共施設を中心に検討をしているところでございます。また、通年での待機児童の解消をはかるためには、さらに受け入れ枠の拡大が必要であることから、民間園においても小規模保育事業を実施していただくための課題整理を行い、さらなる検討を進めてまいります。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

公表していくこと自体は悪くはないのですが。一つの策を打ち出すのではなくて、どうやって協働のムーブメントを生み出すのか、といった質問は今に始まったことではありません。でも、まだ伏見市長の答弁には出てこないのです。正直、筆者も「えっ?」って思っています。

◯山口勤議員 …(略)…「(4)協働によるまちづくりの推進について」協働によるまちづくりを推進していくために、「総合計画に基づく実行計画や予算の検討段階における情報」など、これまでの情報公開より一歩進んだ情報の公開を行っていくことを示されたたと答えていますが、具体的にはどのような内容を公表していくのかお聞かせください。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、協働によるまちづくりの推進についてお答えいたします。市民との協働を進めていくうえで、行政の持つ情報を積極的に公開するとともに、他の市民が行政に対してどのような意見を持っているかを知ってもらい、市政に関心を持ってもらうことが重要だと考えております。そこで、行政運営の中で最も重要な予算と行政改革の最上位計画である総合計画に基づく実行計画の意思決定過程における情報を公表するとともに、市長への提言として寄せられた市民の意見と、その対応についても公開頻度を増やしていく考えです。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

「御用聞き」批判ですが、質問している山口議員も含め、公明党議員団の一部議員らや、同様の批判をしていた連合市民の会の一部議員が普段からやっている道路などの改善は「御用聞き」だと思いますが、あれとこれは別なのでしょうか?

◯山口勤議員 …(略)…併わせて協働によるまちづくりの推進に向けた取り組みとして、地域に「市職員を配置する地域担当職員制度を導入」するとのことです。この制度は枚方市内によっては、地域担当職員がいわゆる「地域の御用聞き」になりかねないことを大変懸念しています。地域と行政とが一緒に課題解決を行っていくための取り組みでなければならないと考えていますが、この制度における市のスタンスについて市長のお考えをお伺いいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、地域担当職員制度についてお答えします。地域担当職員制度は議員ご指摘の通り、地域または行政が互いに考え方を一方的に押し付けるような関係ではなく、地域と行政とが対等の立場で互いの強みを生かし、役割分担したうえで、課題解決に向けた取り組みを進めていくよう、取り組んでまいります。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

市長の倫理条例。前市長の個別の具体的な行動を例に挙げて、規制する内容を説明して欲しかったなと、筆者は個人的に思っているのですが、いま思えば選挙戦で有利に働かせるためだけに掲げた公約だったのかなと感じさせる答弁。形骸化した条例の制定にならなければ良いのですが。

◯山口勤議員 …(略)…また市長は「私自身の倫理の保持に資する条例を制定します」ひらいて*いますが、この言葉だけでは市長が何を言いたいのか、何をしたいのかといったことが、いまひとつはっきりしません。この条例を定めることによって市長の行動や、市民との関係といったものがどう変わるのかにつきましてもお考えをお聞かせください。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…私自身の倫理の保持に資する条例の制定につきましては、市長は選挙や立候補といった公的な手続きを通じて市民の審判を受ける職務であると考えております。このような点も踏まえ、現在、条例に規定すべき事項についての精査を進めていますが、私はこの条例は市長としてのあるべき姿、市長として果たすべきコンプライアンスを市民に示していくためのものであると考えており、その内容を条例を通じて明確にすることにより、自分自身を強く律していきたいと考えております。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

まだ関係各所へ足を運んでいる様子ではありません。後の質問で、そう国は簡単に補助金なんて出しませんよと議員に言われていました。この調子じゃ、あのボロボロの図書館、まだしばらくあのままになりそうですよ。

◯山口勤議員 …(略)…②香里ケ丘図書館の建て替えについてお尋ねします。市政運営方針では「老朽化やバリアフリー対応等の課題を抱える香里ケ丘図書館については、周辺地域の発展につながるよう、再整備に向けた検討を進めます」とされています。我が会派において、所信表明に対する代表質問で市長は、香里ケ丘図書館につきましては建て替えの必要性については十分認識しているところであり、検討を進めるとのご答弁をされています。さらに1月20日の全員協議会におきまして、長沢副市長から香里ケ丘図書館について、美術館整備の問題とは別に取り組むという趣旨のご答弁もありました。そこで、今後どのように検討を進めていかれるのか、お尋ねします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、香里ケ丘図書館ついてお答えします。香里ケ丘図書館につきましては、まちづくりの観点からも地域における中核的な施設であると認識しているところですが、老朽化が進行しており、建て替えについて多くの要望をいただいております。平成28年度から香里ケ丘地区の活性化と併わせて、国の交付金の活用を視野に入れ、建て替えに向けた具体的な検討を進めてまいります。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

伏見市長の答弁を聞いていると、「近頃の若者は出来損ないだ」と言っているように感じます。よくYahoo!ニュースにコメントしているような、おっさん連中とあまり変わらなくてガッカリしました。

◯山口勤議員 …(略)…「(4)地域資源を生かし、人々が集い活力がみなぎるまちづくりを進める施策について」「①地域振興策について」地域振興策として、「地域での雇用」「人材」確保について述べられていますが、これまで枚方市、交野市、寝屋川市の3市合同企業就職面接会の開催などを行っておりますが、今回、取り組まれている事業について、その事業内容などについてお聞きをいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、地域での雇用と人材の確保についてお答えします。本事業には、若者を中心とする雇用促進と市内中小企業の人材確保という2つの要素を合わせ持つ内容とし、中小企業には若者採用のためのセミナー、若年求職者には中小企業の魅力や就職のためのセミナーを開催し、市内中小企業と若者求職者とのマッチングの場として合同企業就職面接会を開催します。さらに、面接会での採用後、早期離職防止、定着支援のため、定着支援研修を行うことにより、求職前の段階から就職、さらに就職後の定着までを一貫して支援する産業人材の育成確保支援策を実施することにより、地域経済全体の活性化にもつながるものと考えております。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

会議体より都市戦略室という組織のほうがスピード感はあると思う…。

◯山口勤議員 …(略)…「4.重点施策の取り組みにおけるスピード感について」「(1)施策に対しての戦略的な進め方について」現在は、都市戦略室という組織がありますが、来年度は組織としてではなく、戦略会議という会議体を設置するとのことですが、そのねらいはどのようなものなのかについて、お伺いします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、施策に対しての戦略的な進め方についてお答えいたします。戦略会議につきましては、市政運営の方針等についてスピード感を持って戦略的に協議するため、特別職を構成メンバーとして設置するものです。戦略会議は市政運営の方向性や重要案件への初動対応など、意思決定に至るまでの事項の協議等を行う場ということから、必要に応じ市議会への報告やご提供をさせていただく考えです。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

筆者がこれだけ追いかけているのに、上山信一特別顧問のことは何もわかりません。今後、ホームページで公表していくそうですが、質問がなければ公表するつもりはなかったのでしょうか。それとも、2015年11月27日付で選任したというのに、まだ彼に仕事をしてもらっていないのでしょうか。だとしたら「伏見市長の言うスピード感って何?」って話になりますが。

◯山口勤議員 …(略)…また、特別顧問について市長の肝いりで経験もすばらしい方ではありますが、就任されてからこの間、何に取り組まれてこられたのか、議会からはまったくわからない状況です。やはりその取り組みが見えないのは問題であり、意思形成過程で内容を示せないにしても、例えばいつ、どこで、何を目的とした会議を開催したなどの情報でも開示していくべきではないでしょうか、お伺いします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、特別顧問につきましては、市政運営にあたって専門的な見地から助言をいただいており、活動の概要につきましては、市政運営の透明性といった観点も踏まえ、日時や内容等について本市ホームページで公表していく考えです。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

花火大会については、のちほど。とても残念な情勢になっていることが判明しています。

◯山口勤議員 …(略)…「(2)市長公約について」花火大会については、安全面や環境面等の課題整備*に着手し、「規模や実施場所、財源など具体化に向けた検討を」進めるとのことですが、述べられている通り、かねてより課題は既に整備*されており、開催は難しいと考えられます。課題解決の方策等、具体化に向けた検討について、どのようにされたのかお聞きをいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、花火大会についてでございますが、大きな課題があることは承知しております。しかし花火大会の復活を望んでいる市民も、実現すれば魅力あるまちづくりにつながるものと確信しております。関係機関や各種団体等との意見交換や協議会等を行い、解決の方策と具体化について検討を進めてまいります。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

2回目の質問。人にお金を投入するのは良いことですが、結果を出せる能力ある人なのかは気になるところだし、仕事の内容によりけりです。残念ながら、そういう安心材料のある答弁ではありません。

◯山口勤議員 …(略)…併わせて、広報アドバイザーについてお伺いします。以前の市政アドバイザーにも著名な方にお願いしておりましたが、いまひとつその成果が見えてこないように感じます。検討されている広報アドバイザーをどのように考えているのかわかりませんが、もっと市民が興味を持てて、プラスとなる側面が見えるような人選を行い、発信していくべきだと考えますが、見解をお聞きします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、広報アドバイザーについてお答えします。新しい枚方の創造へ向けて、人が集まるまちづくりを実現するためには、本市の魅力をこれまで以上に積極的に市内外に発信していくことが重要です。広報アドバイザーは、それを積極的、効果的に推進するために設置するもので、広報手段や方策について新しい発想や提案など、具体的なアドバイスをいただける、これまで企業などで実績のある専門性の高い方にお願いしたいと考えております。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

連合市民の会

議論に時間を割いてもらいたいので、重なる部分は省いてもらいたかったです。

◯大塚光央議員 代表質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。連合市民の会を代表し、通告に従い、質問をさせていただきます。さきほどの山口議員の質問と、かなり重なる部分がございますけれども、お許しをいただきたいと思います。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

正しくは「予算特別委員会」です。筆者の聞き間違いでなければ。だいぶ煽っていますが、今回ばかりはそうとも言えませんよ。だって、こんな節目の時に市長の職にあるのですから、いかようにもできるチャンスなのですけど。

◯大塚光央議員 …(略)…伏見市長は昨年8月の市長選挙において当選をされ、4年間の市政運営を市民から託されました。いま枚方市は歴史的に見て非常に重要な時期にあり、ここで市政運営をゆがめるという責任は本当に重大です。改めて言うまでもなく、枚方市政の舵取り役であります。ここで少し、枚方市の歴史を顧みますと、まず枚方市政の施行は1947年、昭和22年から今年で69年、来年70周年です。津田町との合併が1955年、昭和30年ですから61年経っています。ちなみに、市役所庁舎ですが、本館建設が1960年、昭和35年ですから56年経っています。次に、まちの骨格を成す地域整備ですが、中宮団地の完成は1956年、昭和31年で60年、香里団地の竣工が1962年、昭和37年で54年、5年間の歳月と113億円の巨費を投じて進めた枚方市駅南口の駅前再開発事業の完成が1975年、昭和50年で、これも既に41年経っているわけです。加えて市長が市政運営方針の中で述べられたように、先の国勢調査において、本市は市政施行後、初めてとなる人口減少を経験をしました。つまり現在、本市は50年、100年の世紀単位の時代的転換点に直面していると言っても過言ではありません。枚方市政においても、私たちが直面している問題を大きな視野と正確な分析で的確に把握し、どのように対応していくのかを冷静な議論で決める。そして、それが確実に実行される。そういった機能がきちんと確立していくということを、市民の皆さんに感じていただくことが、きわめて重要ではないでしょうか。このような時期にリーダーとして市政の舵取りをするには、幅広い見識にささげられた明確な議論と、それをわかりやすく説明し、説得すること。そして、具体化を推し進める強い意志とリーダーシップが求められています。市長就任後の所信表明、また総合計画や美術館問題に関する全員協議会でのご説明や、答弁を伺っていても、よくわからないことが多かったのですが、それはまぁ、まだ準備不足なのかと思っておりました。しかし、今回の平成28年度市政運営方針は、就任後5ヶ月、任期の10パーセントを過ぎて、打ち出されるものであるわけですから、もう時間が足らないというわけにはいきません。市長は、枚方市の将来を見据えて、どのようなビジョンを持っておられるのか。また、そのビジョンを実現するために、どういう政策や施策が必要だと考えておられるのか、これらについて一つひとつ質問をさせていただきますので、明快な答弁をよろしくお願いいたします。質問に入る前に、市政運営方針を聞かせていただいた印象を述べさせていただきます。一言で表現すると政治家としての市長が述べる市政運営方針ではなくて、担当部長から実行計画が予算の説明を聞かされているという感じがします。この市政方針に沿っての代表質問ですので、予算*委員会で行う質疑の内容を超えないので、少し異なった観点、切り口で質問をするところがありますが、ご了承をいただきたいと、お願いいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

美術館について、伏見市長は2016年度中に方向性を決めるかどうかも、そもそも、いつ方向性を決めるかどうかも確約できないということですか?だったら、さっきの総合文化施設のスケジュール遅れを心配する質問への答弁と、つじつまが合いません。

◯大塚光央議員 …(略)…まず、議論の重要施策を市政運営方針で触れておられない点であります。非常に大きな違和感があるのが、市長就任後、議会で大きく議論となったことについて、市政運営方針で触れておられないことです。それは美術館問題です。この問題に関する全員協議会が*されたのは1月20日。様々な意見が出て、多くの課題がありました。なぜ、この問題を市政運営方針で無視できるのか。ましてや市議会の皆様のご意見をしっかりとお聞きし、議論を真摯に重ねてまいりたいと考えています、と述べられました。まさか美術館問題は全協でしっかり意見を聞いたから、あとは勝手に進めます、ということなら、この言葉に反して議会軽視も甚だしいと思います。この点について、市政運営方針であえて触れなかった理由をお尋ねします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…まず、美術館問題が市政運営方針で触れない理由についてお答えいたします。美術館整備については、現時点において今後の方向性が定まったものではなく、1月の全員協議会で市議会から様々な意見をいただいたことを踏まえ、現在、協議を進めている段階であり、市政運営方針での記述を控えさせていただいたものでございます。なお、今後の方向性につきましては、できるだけ早期に整理し、適切な時期に市議会や市民に報告させていただきたいと思います。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

三世代家族の定住については、のちほど市長が玉砕に遭います。

◯大塚光央議員 …(略)…次に、三世代家族の定住促進する、住宅のリフォームまたは購入の助成について、その意図するところはどのようなものなのか、お聞きをします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、三世代家族の定住促進についてお答えします。市外に住む子育て世帯や若年夫婦世帯が市内在住の親世帯と同居または近居するために、住宅リフォームや購入する際に費用を補助することで、転入へのきっかけをつくるとともに、親が近くにいることで家庭での子育てがしやすくなる環境づくりにもつなげていきたいと考えております。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

現場の実態を反映していればかまわないのですが。

◯大塚光央議員 …(略)…次に、小中一貫教育について、全中学校に専門のコーディネーターを配置するとしているが、専門のコーディネートとは、どのようなことをされるのか、お聞きをします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…新たな小中一貫教育推進コーディネーターの役割につきましては、全中学校区に各1名を配置し、小中一貫教育を円滑に推進するため、合同研修会等の企画や行動教育計画、共同での授業研究など、中学校区の一貫教育における中心的な役割を果たすものです。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

政治家としての答弁を期待した質問でしたが、行政っぽい答弁で議論になりませんでした。伏見市長は、いつ議論するのでしょうか。この後も、他の会派が質問をしますが、政治家としての議論は行われていません。

◯大塚光央議員 …(略)…「将来世代に大きな負担を残さない徹底した市政改革の推進について」ですが、職員の人事・給与制度についてですが、「地方公務員法の趣旨を踏まえつつ、外部有識者の意見も聴きながら、職員のやる気が高まるようなメリハリのある制度の充実に取り組」むと述べられました。私は、この部分について大変疑問に感じる点があります。地方公務員*の趣旨を踏まえるとありますが、本市は言うまでもなく地方自治体であるわけですから、本来であれば、このようなことをあえて言わなくてもいい、当たり前のことだというふうに思っております。その当たり前をわざわざもりかんぬ*ことは、仮に改革という名の下、人事・給与制度についてメスを入れようとする場合であっても、決して地方公務員法の趣旨を逸脱しないという強い決意を内外に表したものと受け取っております。ここについては、今日は質問をいたしません。しかしながら、人事・給与制度を外部有識者の意見を聞きながらというのは、大いに疑問があります。人事・給与制度は、各自治体がこれまでの経過や現状を踏まえて、それぞれの実態に応じ、決められてきたもので、まさに地方公務員法の趣旨を踏まえたものです。市長ご自身が、判断されれば良いわけです。外部の方に意見を聞くことですから、どのような考えを持った方に聞くかによって方向性が大きく異なるものです。場合によっては、かなり変更したようなものとなる可能性も懸念されます。このように、外部の方に意見を聞くという考えそのものに疑問があるわけですが、市長は外部有識者にはいったいどのような方を想定されておられるのか、またそこで得た意見をどのように活用されるのか、お聞きをします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、人事・給与制度についてお答えします。外部有識者につきましては、幅広い見地からのご意見を伺ってまいりたいと考えており、本市の特別顧問にも参画いただくとともに、公務における人事・給与制度に精通された方の人選に向けて調整しているところです。私は人事・給与制度については、職員一人ひとりのモチベーションを高め、それが結果として市のパフォーマンスの向上につながるようなものでないといけないと考えており、こうした私の理念を実現できるよう、お聞かせいただいたご意見を有効に活用していきたいと考えるところでございます。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

2回目の質問へ移る前の発言です。花火大会の話は追及されて当然です。誰かが勝手にやってくれるのを、見たいだけなんですから。

◯大塚光央議員 …(略)…数多くの質問に対しまして、ご丁寧な答弁ありがとうございます。しかしながら、どの項目についても具体性に乏しくですね、まったくスピード感が感じられません。さらに説得力に欠けるという…*私は思います。例えば、花火大会の実施が人口増に、どのようにつながるとの具体ですけど、人口増のきっかけになるということでございますけども、ほんとに嫌みな言い方ですけども、PLの花火大会が行われる富田林市はですね、そうすると人口あふれるまちになっている。そういうふうなことを言われてるいう気がするんですね。ですから、あまり無理もせずにですね、そういった問題については本当のところ市民に言われるほうがいいのではないかというふうに思います。それでは2回目の質問をさせていただきます。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月3日)

未来に責任・大阪維新の会

重複する部分は省いてもらいたかったです。日程2日目のトップバッターなのですから、できないという言い訳は認められません。

◯岩本優祐議員 皆さん、おはようございます。これより質問を始めさせていただきます。代表質問の性質上、他の議員とも重複する部分がございますが、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

「資格要件」を例示するも、伏見市長はスルーして自分の考えを述べるにとどめています。「そうですね」とか「いや違う」といった反応がありません。

◯岩本優祐議員 …(略)…次に、指定管理者制度の運用に係る指針の策定についてお伺いします。指定管理者制度について「競争性の確保を図るため、指定管理者の裁量の範囲や非公募の判断基準を示した指定管理者制度の運用に係る指針を策定」するとのことですが、現在、公募、非公募の割合は18施設42カ所のうち、公募は11施設16カ所、非公募は7施設26カ所です。公募であっても1社しか応募がない案件もあり、申請に際し設けられる資格要件が事業参入の間口を狭めている部分もあるのではないかと考えるのですが、指定管理者制度における競争性の確保について、市長の見解をお伺いいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、指定管理者制度の運用に係る指針の策定についてお答えします。指定管理者の競争性の確保につきましては、多くの事業者の参画の下、より良い指定管理者を選定し、市民サービスのいっそうの向上、また、より効率的な管理運用をするうえで重要であると考えております。こうしたことから、事業者の参入を阻害している要因や、事業者の参入意欲の向上に資する裁量やインセンティブのあり方等の様々な面から検討し、指針として取りまとめていく考えです。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

これもスルーしています。ずっと木村議員が言い続けている話を紹介していますが、伏見市長の反応はありません。

◯岩本優祐議員 …(略)…次に、人事・給与制度についてお尋ねいたします。伏見市長は、今回の市政運営方針におきまして「職員の人事・給与制度については、地方公務員法の趣旨を踏まえつつ、外部有識者の意見も聴きながら、職員のやる気が高まるようなメリハリのある制度の充実に取り組」むと言っておられます。我が会派の木村議員から、先の代表質問やあらゆる一般質問の機会を捉え、また一貫して職員のやる気を引き出すためには、メリハリのある人事給与制度の充実が必要不可欠であるとお伝えしてきたところです。そこでまず、外部有識者の意見を聞きながら制度の充実を図っていくとのことですが、具体的にどういった方を想定されているのか、お尋ねをいたします。また、技能労務職員の給与について「調査を実施します」とも述べられておりますが、技能労務職員の給与については、我が会派からもこれまで再三にわたり指摘をしてまいりましたが、そもそも同じ技能労務職員であっても、行政職給料表の適用を受ける職員もいれば、技能労務職給料表の適用を受ける職員もいる、現行の制度が水準を引き上げることとなっているのではないでしょうか。この状況を速やかに解消していくことが先決と思われるのですが、わざわざ民間の水準を今から調査しなければならない理由と、どのように調査をされるおつもりであるのか、その手法についてもお聞かせください。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、人事・給与制度についてお答えいたします。まず、外部有識者につきましては本市における特別顧問にも参画していただくことを想定しているとともに、公務員における人事・給与制度に精通されている方の人選にむけて調整しているところです。また、技能労務職員の給与に関する調査につきましては、本市の技能労務職員の給与水準が適切であるかを検証するために実施するものですが、その手法につきましては他の自治体が行った調査の結果などを参考にしながら、本市内の民間事業者の給与水準の実態が把握できるよう、今後検討してまいります。そして、その結果を分析、評価したうえで、給与の水準や給与表の適用など、そのあり方についてまとめていきたいと考えているところです。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

2回目の質問です。再びスルーしています。

◯岩本優祐議員 …(略)…次に、人事・給与制度については2回目の質問を行います。技能労務職員の給与制度について、本市では技能労務職員に適用すべき給料表を既に導入されているわけですから、業務実態に合わせ、適切な給料表を適用することを優先すべきであり、その適用関係の整理の着手に早急に着手したほうが、時間的にもコスト面でも無駄がなく有効と思われるため、調査の必要はないのではないかと考えます。また、人事・給与制度について、外部評価について説明をいただきましたが、我が会派といたしましては、これまでから人事・給与制度については非管理職員につきましても、せめて係長クラスには昇給への反映も導入すべきと考えていますし、現在、わずかであるボーナスへの給与反映についても拡充に向けて検討すべきであると訴えてまいりました。また、運用面においても、がんばった職員には高い評価であるS評価、一方でがんばっていない職員には低い評価であるB評価をしっかりとつけることが必要ではないかと問題提起をしておきます。さらに給与制度においても、給料表について、よりメリハリをつけるよう、職務の級間の重なりを縮減していくべきであるとたびたび主張してまいりました。そこで市長に伺いますが、ただいま申し上げましたが、評価制度や給料表における見直しについても、今後、外部の有識者に意見を聞かれるおつもりはあるのでしょうか。また、そこで一定の評価が得られれば、即実行に移されるお気持ちはあるのかということもお聞かせください。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、人事・給与制度について2回目の質問にお答えします。外部の有識者の方には、まず本市における人事評価制度や給料表などを含めた人事・給与制度に関するこれまでの取り組みや、他市比較の現状をご説明し、その上でご意見をお聞きしたいと考えております。これを受け、市として人事評価制度の充実や給料表のあり方について検討を加え、よりメリハリの利いた人事・給与制度を構築してまいりたいと考えております。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

【削除】

◯岩本優祐議員 …(略)…最後にですね、これから伏見市長、新年度に入っていきますけども、まぁ先日、リーダーに求められる「ホウ・レン・ソウ」っていう話がありましたんで、1点だけ要望だけさしていただきたいと思います。リーダーに求められる「ホウ・レン・ソウ」として、「ホウ」、方向性を見い出していくということ、そして「レン」、部署間の連携とか、ほかの自治体との連携をはかっていくということ、そして「ソウ」は総括、全体を見渡してしっかり役所をまとめていく。いうことで、まぁ「お前に言われたくないよ」って顔をされていますけども、「方・連・総」しっかりとですね、方向性を出して、市役所間、連携をきちんとはかって、他の自治体とも連携をはかって、そして総括をして、しっかりと枚方市を前に進めていくという、そういう姿勢で市政運営を進めていただくよう、要望をしまして、私の代表質問とします。ありがとうございました。

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

自由民主党議員団

質問順位の低い会派は、こういう配慮をしなくてはいけないと思います。

◯田口敬規議員 代表質問の機会をいただきまして誠にありがとうございます。自由民主党議員団を代表いたしまして質問させていただきますが、なにぶん私で4人目ということでございまして、重複する内容は何度同じことをお聞きしても同じ答えしか返ってきませんので、事前に取り下げをさしていただくなりしまして、できるだけ重ならないようにしましたが、それでも一部重複するところがございますが、私なりの角度で質問をさせていただきますので、何卒ご理解賜りますようによろしくお願いをいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

なぜ「高槻市」と書かず「対岸市」と表現したのか、(田口議員は質問していませんが)伏見市長は触れません。伏見市長の頭の中に計画表みたいなものがないのでしょう。この後も、ボロが出てきます。

◯田口敬規議員 …(略)…それでは次に、「淀川渡河橋について」質問させていただきます。淀川渡河橋は新名神高速道路の仮称高槻インターチェンジへのアクセス向上のみならず、地域の経済発展などの効果につながるものとして、大いに期待をしております。そこで今回の市政運営方針におきましては、「対岸市とも連携しながら実現に向けた取り組みを進め」るとされていますが、おそらく対岸市とは高槻市のことだろうと思いますが、なぜ高槻市と書かなかったのか、この書き方に違和感を覚えます。私自身、渡河橋を絞り込むことが最重要であると認識しておりまして、これまで私の質問におきましても牧野高槻線での早期実現を要望させていただいておりましたが、渡河橋の実現に向けて、市長はどのような認識で取り組んでおられるのか、まず1点、お尋ねをさせていただきます。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

◯伏見隆市長 自由民主党議員団を代表されましての田口議員のご質問に順次お答えいたします。淀川渡河橋についてお答えいたします。淀川渡河橋の絞り込みは、広域的な観点からも、交通需要や防災面、環境面など、様々な検討によるものと認識しております。一方、対岸の高槻市とは、スピード感や実現性を鑑みた中で渡河橋の効果的な架設位置などについて、認識を深めていきたいと考えております。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

三世代家族の定住については、この後、田口議員からボロカスに言われてしまいます。

◯田口敬規議員 …(略)…続きまして、「市長の目指す三世代家族の定住について」お尋ねをいたします。「子育て世帯の転入増加をめざし」「市外在住の子育て世帯が市内在住の親世帯と同居・近居する」ことに対し助成し、加えて「マイホーム借り上げ制度の普及を」行うとされておりますが、市長はこの新たな施策を実施するにあたり、どのようなイメージを持って進めていかれるおつもりなのか、まずお尋ねをいたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、市長の目指す三世代家族の定住についてお答えいたします。同居等の補助制度については親世帯と子ども世帯が同居もしくは近居することで子育てや介護について互いに助け合う関係を作りやすくなると考えております。このため、同居等にかかる住宅リフォームや購入する際の費用助成が転入のひとつのきっかけになると考えております。マイホーム借り上げ制度については、高齢者世帯と子育て世帯の住宅ストックと居住ニーズのミスマッチがあると言われており、それぞれの世帯にあった住宅への住み替えを支援する制度が一般社団法人移住住みかえ支援機構で取り組まれていることから、その周知に取り組みます。これらにより、子育て世帯等の転入を増やし、また高齢者住宅の空き家対策にもつながるものと考えております。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

さきほどの岩本議員の質疑と同様に「ああしたほうがいいんじゃない?」に伏見市長はガン無視。

◯田口敬規議員 …(略)…続きまして、「地域での雇用と人材の確保について」お尋ねをいたします。平成27年に実施した国勢調査の速報値を見てみますと、本市の人口は現在の調査から約4千人減少となっており、今後もこの傾向が続くと考えております。また近年の我が国における潮流と言えるかもしれませんが、20歳から60歳までの働き盛りの世代におきまして、職場の近くに住居を構えるという傾向があると思います。このようななか、就労の場を確保し、増やしていくことが重要であると考えておりまして、市としても来年度、「市内の中小企業における人材不足の解消と若者の雇用促進を図る」取り組みを行うということでございますが、私はかねてより何度も訴えさせていただいておりますが、経済・雇用対策の大前提としての産業基盤の再構築が急務であると考えております。そのためには市内産業の現状をまず、把握することが大前提であると思いますが、これまでどのような調査を行っているのかをお尋ねをいたしまして、私の1回目の質問とさせていただきます。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、市内産業の状況の把握についてお答えいたします。平成23年度に市内約1万事業所を対象に次代の産業を担い支える人づくりや産業の基盤の安定、強化、発展を促進するため、経営・雇用の状況や課題の実態および施策ニーズ等を把握するとともに、産業分野間の連携の可能性を探ることを目的として市内事業所実態調査を実施しております。また、市内約9百事業所を対象に年2回、地域経済動向調査を実施し、市内の主要な産業の景気動向等の把握に努めているところです。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

2回目の質問へ。「オレが大阪府に行く」と伏見市長。この後もやりとりが続きます。

◯田口敬規議員 続いて2回目の質問と要望を続けさせていただきたいと思いますが、まずは淀川渡河橋についてお尋ねをいたします。淀川渡河橋の実現に向けて高槻市との連携ももちろん必要でございますが、現在、大阪府では都市インフラ政策の総合的指針として平成23年度に策定された都市整備中期計画、まだ案でございますけれども、改訂作業を進められると聞いております。昨日の答弁でもありましたが、私もこの計画に牧野高槻線橋梁を組み入れていただくように、大阪府への働きかけを強めていくというのが大事かなと思っております。このことも踏まえて市長は、今後さらにどのように取り組まれていくおつもりなのか、お考えをお聞かせください。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

◯伏見隆市長 田口議員の2回目の質問にお答えいたします。まず「淀川渡河橋について」お答えいたします。淀川渡河橋を実現するためには、現在、大阪府で改訂作業を進めておられます、都市整備中期計画案に淀川渡河橋を個別事業として明確に位置づけていただくことがきわめて重要であると認識しており、今後、高槻市と連携して、私自身が大阪府へ直接、要望してまいりたいと考えております。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

三世代家族の定住で、田口議員にボロカスに言われるのは、このあとすぐ。

◯田口敬規議員 …(略)…続きまして、「市長の目指す三世代家族の定住について」質問をさせていただきます。住宅施策のイメージは、だいたいわかりましたけれども、どれほどの実績が期待できるのか、他市の事例も踏まえて市長のお考えをお尋ねを、再度、いたします。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、市長の目指す三世代家族の定住についてお答えいたします。近隣では高槻市において、同居等への補助が今年度70件あり、またマイホーム借り上げ制度の普及促進を行っています。本市としては、持続的に発展し選ばれるまちとなるよう取り組んでいく考えです。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

伏見市長、ガン無視。

◯田口敬規議員 …(略)…次に、「地域での雇用と人材の確保について」質問をさせていただきます。年2回の地域経済動向調査は平成23年度には、市内民営事業所約1万事業所に対する調査も行ったとのことでございますけれども、この市内事業所実態調査報告書を見てみますと、今後充実させるべき施策というアンケートで融資等金融制度が最も高く、次いで経営・技術、市場などの情報提供、販路拡大のための支援というふうに続いております。しかしながら、この調査が行われた平成23年度以降、景気は緩やかに回復基調となっており、例えば融資については大阪府制度融資などの申請にかかる平成26年度の本市への認定申請件数は、平成23年度に比べ、73パーセントの減少というふうになっているとお聞きしております。このように調査から4年が経過し、経済状況の変化とともに市内事業者のニーズも変わってきているのではないかと考えております。現在、半期ごとの調査を行っているとのことでございますが、加えて市内全事業所を対象とする調査を行い、現在の市内産業の状況を把握し、新たな施策を検討していくべきであると思いますが、お考えをお聞かせいただきたいと思います。以上で2回目の質問を終わります。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

◯伏見隆市長 …(略)…次に、市内産業の状況把握については、現在、工業団地や7企業団地、商業団体などと定期的な意見交換を行い、ニーズと課題の把握に努めています。今後も地域経済動向調査のほか、国が実施している経済センサス基礎調査など、各種調査の活用や事業者、経済団体等との意見交換の場など、さまざまな機会を捉え、引き続き状況の把握に努めてまいります。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

3回目の質問です。いやぁ〜田口議員は、辛抱強く、やさしい人ですね。長文ですが、じっくり読んでみてください。まずは淀川渡河橋。自民党なのに「ここは伏見市長の腕の見せ所だよ」と教えてくれています。しかも超党派の協力体制まで作って。「時間ないよ」とまで言ってくれています。「オレが大阪府に行く」と言っていた伏見市長、ちょっと恥ずかしいと思ってもらいたい。

◯田口敬規議員 ありがとうございます。続きまして3回目の質問と要望を続けさせていただきたいと思います。それでは、淀川渡河橋についてでございますが、高槻市との意思の疎通が要諦だと思いますし、同時に市長外交の腕の見せ所だというふうに思っております。実際に事務レベルでだいぶん、話が煮詰まってきているのではないかなというふうに思いますし、できる努力は結構なレベルでされていると思います。部長をはじめ、職員の皆様の努力に敬意を表する次第でございますが、だからこそですね、市長のこれからの外交の腕の見せ所だと思います。そして、少しそれますが、過日、枚方市と高槻市の市会議員を中心となりまして、超党派でですね、高槻市と牧野に橋を架ける議員連盟というのを作らせていただきました。私が一応、会長を拝命しておりまして、これから府議会議員も巻き込みまして、いま我が党には今、府会議員はいませんけども、向こうにはいますけども、今後さらなる、国へもですね、議員連盟として陳情にも行く段取りもいたしておりますので、一緒にですね、全総力を挙げて、橋を架ける努力を積み重ねていかなければならないなというふうに思っております。また少しそれますが、つい先日の2月22日の14時提供になっておりますが、大阪府の都市整備部事業管理室企画課総合調整グループがホームページで「個別の事業予定箇所を含む参考資料は」「平成28年度に改訂予定」というふうに記述されております。平たく言いますと、もう時間がないというわけでございます。そんななかで、一昨日も高槻市役所にいただいて視察などもさせていただきましたけれども、高槻市は高槻市でいろんな考えをされているわけでありますし、高槻市長と意見交換したとのそういう話もお聞きをしましたが、さらなる連携をですね、行政のトップである市長が政治家として執りつつ、大阪府へ中期計画に入れていただけるように、働きかけを強めていただきたいというふうに、強く要望させていただきます。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

お待たせしました、田口議員が三世代定住促進にボロカスに言っているというのはここです。

◯田口敬規議員 …(略)…また、三世代定住促進と言われておりましたが、そう簡単な話ではないというふうに思います。今回のやりとりでは、いまいちイメージがつかみにくいのですが、現実として、少し話しはそれますが、市長も先日の代表質問の答弁で人口問題最優先だと言っておられまして、さきほどの岩本市会議員の答弁でも使命だというふうにも言われておりました。認識されておられるとおり、枚方市は人口流出が止まらないわけでございます。その理由の1つに、かつては働くところと住むところが別という、いわゆるベッドタウンということでございましたが、今は逆でございまして、働くところの近くに住みたいという傾向で、人口が大阪市に流れているというデータからも見てとれるわけでございます。この大きな流れと、真逆のことをやろうとしているわけでございまして、根本的に解決するためには、雇用の確保ということに力を注いだほうが、選択と集中ということを考えても、また費用対効果を考えても、人口問題を最優先と本気で考えるならば、効果的ではないかというふうに思います。また同居に限って申し上げますと、全体的に同居を考えておられる方は、もともとですね、ある程度お金を持っておられる方であろうと思いますし、この制度があろうがなかろうが、極論ではありますが、同居するとなれば自分でされると思います。あるから使うという予算の使い方はすべきではないというふうに思いますし、また、この補助事業は受けられる方の年齢にもよる施策だと思います。市長が思い描いておられるような事例は、例えば、赤ちゃんがいて、20代・30代ぐらいの若い夫婦がいて、家には定年前のお父さんがいて、その妻が専業主婦といった世帯であれば、うまく回るかもしれません。しかし、晩婚の夫婦が赤ちゃんを抱えて、年金世代のじいさん・ばあさんが家にいる場合、若い嫁さんにとって、育児と介護、両方を抱え込んでしまうケースになるわけでございます。結婚年齢も上がって、今や晩婚化の時代ですから、この施策のターゲットはおそらく若い世代においておられるのでしょうが、今や、先ほど申し上げましたとおり、結婚年齢が上がって、むしろ後者のほうに家庭の子育ての力というなら、ケアすべきではないかというふうに思います。この施策に血税を費やすなら、保育や介護に回した方がいいようにも思います。もちろん、同居によって良い面もございますが、そもそも三世代同居は実際にやってみると、そう簡単な良い話ばかりではないわけでございます。市長は、三世代同居をされているのかどうかわかりませんが、我が会派のですね、前田議員は三世代同居を実践されておられます。嫁という立場からお話をいろいろと、私も賜りますが、あまり細かく言うと問題になりますので言いませんが、こういった声にもですね、耳を傾けていただきまして、もっと良いのは市長自身が、三世代同居を実践できる環境にあるなら、実践されることがこの政策を考える上において、より説得力があるのではないかと申し上げて、この要望は終わりたいと思います。…(略)…

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

これも長文ですが、じっくり読んでみてください。伏見市長が人口流出対策に本気だと言うので、田口議員も、人口流出への特効薬は「コレですよ」と教えてあげています。そして、花火大会復活についての衝撃的な内容。枚方で復活する前に近隣市で立派な花火大会が開催される見込みらしい。そうなったら、くらわんか花火大会を復活させる機運が、きれいさっぱり消されるぅ…。

◯田口敬規議員 …(略)…続きまして、「地域での雇用と人材の確保について」3回目の要望をさせていただきます。先ほどの質問と少し絡みますが、やはり私は人口流出を止める手段というのは雇用しかないというふうに思っております。ひいては産業ではないかなとというふうにも思います。この分野において、枚方市が本気で取り組むには、今のニーズを的確に把握することだと思います。何が産業の雇用のボトルネックになっているのかを把握し、そこに施策を充てていくための調査、市内事業所実態調査を、経済状況も変化した今、行うべきだと思います。ニーズ調査をしているというご回答でございましたが、現に雇用も産業も上がっていないわけでございます。より的確な情報を得て、その上で産業振興策として出していくためにも、ぜひとも調査をするべきだというふうに思いますので、これも要望させていただきたいと思いますが、最後にですね、3回目の質問は残っておりますけれども、これまでの質疑、また、代表質問、レクチャーなどを通じて感じたことを最後にまとめて一言、述べさせていただきたいと思います。どの問題も達成するには、言うのは簡単でございますが、現実には具体性に乏しく政策と効果に大きな隔たりがあって、結果を出すのは相当難しいのではないかなというふうにも思わせていただきました。ただ1点、これまでの質疑、また、これまでの代表質問で、市長がやらなければならないことだけは見えてきたように思います。それは、市長はこれらを実現させるために、市役所にこもって仕事をするんではなくて外に出るべきだ、いうことでございます。枚方市駅周辺再整備に関しては、地権者などとの関係者と話をしに行き、淀川渡河橋の問題については高槻市に出向いて、京阪立体交差事業については国に予算の要望をしに行っていただいて、三世代近居・同居を成功させるために、マイホーム借り上げ制度の普及の充実のために協力事業者を募るべく、業者を説得しに回るなど、今回、私が取り上げた課題だけをとらえても、そう感じるわけでございます。市役所の中のことは優秀な副市長が、そして部長をはじめとする職員に任せて、市長は外に出て仕事をするべきだと要望させていただきます。そして、細かいことかもしれませんが、今回、重なりますのでテーマとしてあえて取り上げはしませんでしたが、広報アドバイザーについて昨日の公明党の山口議員の質問にもございましたが、過去にも効果がまったく見えなかったアドバイザーがおられましたけれども、その反省の上に立って、血税の無駄遣いにならないように、お願いをしておきたいと思います。また、昨日の大塚議員の質問の中で、花火大会についての件がございました。枚方市の魅力うんぬんまでは良かったのですが、花火を上げて定住促進というような話をされて、だからPL花火のある富田林市はどうなのか、いうような話でございましたが、そのやり取り自体についてももちろんですけれども、むしろ私はどうやって花火大会を実現させるのかという点において、市長選挙の公約に掲げられたのであれば、漠然と花火したいなあ、言うだけで何の実現性への具体的な計画性もないまま公約に掲げたのであれば、それはそれで有権者に対していかがなものなのかなというふうに思います。人口減少を食い止めることもそうですが、これが使命だという割に、先日の美術館の話もそうでございますが、どういうやり方、プロセスで施策実現を目指すということが、ことごとく抜けているというようにも思います。また、スピード感ということを市長はよく言われます。私はまったくスピード感を感じませんけれども、花火の話をしましたので、流れで花火の話をさせていただきますが、実は近隣某市で、どことは言わないでくださいということなので言いませんが、伏見市長の公約を見てですね、「花火大会いいなあ」ということで、花火大会の開催を目指す動きも出ております。そこの議員連中が計画を練り、周りのまちと共催にして、子どもの帰宅時間、安全を考慮し、日没の早い冬に開催をし、さらに出店でコミュニティの1年間の予算を確保させる、などの具体案をまとめ、調査を開始している動きも現実にございます。スピーディな動きが表面化したときには、枚方市にとって、もう手遅れということになります。もし、近隣市で開催されるとなりますと、重要なのは、いくら枚方市で開催にこぎ着けても効果が薄くなるということでございます。ちなみに今年、守口市で花火大会が開催されるという情報もございます。せめて、近くの市の動きぐらいは察知するためにも、市長はやはり外に出るべきだというふうに、再度、意見を申し上げさせていただきます。そして、ただ目的地までの早さを求めるスピード感を目的にするのではなくて、費用と効果を調査し、見極めた上でスピードを求めるというように思いを切り替えていただきまして、今後40万人の市長として行政にあたっていただくことを、一市民としても、心からお願いを申し上げまして、いろいろと失礼なことを申し上げましたかもわかりませんが、私の代表質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

平成28年3月定例月議会 代表質問(2016年3月4日)

日本共産党議員団

特筆すべき質疑はありませんでした。

民主市民議員団

特筆すべき質疑はありませんでした。


* 会議録が公開されていないため、発言内容は筆者による文字起こしによるものです。過不足や聞き間違いなどを含む場合があります。

inserted by FC2 system