議員の施策への熱意を計る(平成28年6月議会一般質問)

質問しない議員

大塚議員(連合市民の会)は議長のため、前田議員(自由民主党議員団)は副議長のため、質問できません。この2人を除いて、今回の一般質問で質問の通告をしなかった議員は次の2人です。

〈参考〉平成27年9月議会で質問しなかった議員

とはいえ、前回の一般質問で質問の通告をしなかった議員がいたのに、その事実を掲載していませんでしたね。この扱いは公平とはいえませんので、ここに平成28年度9月議会一般質問で通告をしなかった議員3人の名前と会派名を掲載しておきます。もちろん、当時の議長(公明党議員団:大森議員)と副議長(連合市民の会:野村議員)は含まれません。

計測結果

前回の反省を踏まえて、今回は大項目のみで熱意を集計しました。分野で分けたら数が少なかったので、棒グラフは掲載しません。「知らんがな」と言われてしまいそうですが、作業方法を工夫した結果、前回より作業が少し楽になりました。それでも結構、大変でしたが。

考察

およそ枚方市民の願いに応える結果といえそうです。

的が絞られる

前回は質問項目の分野が多岐にわたっていましたが、今回は(集計方法を変更していますが)広がりがなくなり、対象を子ども(=親が団塊ジュニア)、高齢者に絞っているような印象を受けます。団塊ジュニアや高齢者は人口比率が高い世代なので選挙の票を集めやすいことも関係しますが、当然といえば当然です。

子ども最優先

前回は健康や福祉に関する質問がトップでしたが、今回は件数、熱意ともに子育てに関する質問がトップ、次いで学校教育というように、昨今の子どもを取り巻く時事の強い影響を受けているようです。

ない袖は振れない

財政が前回より上位にありますが、質問項目を見ると財政改革というよりは、土地・建物の使い道についての質問です。市長は「行財政改革の徹底で財源を生み出す」としていますが、乾いた雑巾を絞っても水は出ません。そういう指摘をするのかどうか注目しています。

“人口減少”に飽きた

改善の見込みのない問題に取り組むメリットがないと判断しているようです。それもそのはずで、会議録を「人口減少」で検索すればわかるように、昔から議論されていながら結果が出ていないのです。


分類の一覧

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