所信表明に対する各派代表質問

異例の早さで動画を公開

2015年10月27日と28日に開催された各派代表質問の本会議録画映像が2015年11月11日に公開されました。これまでは、開催から2ヶ月後に公開されていましたが、今回は開催から2週間後に公開されています。この異例の早さは、さっそく市長が情報公開の公約を果たしたからなのでしょか。

おことわり

市長の所信は、あらかじめ文字に起こされているのですから、議員らは聞きたい部分を適切に質問できるはずです。ですから、2回目以降の質問は重要視すべきではないと考え、取り上げないことにしました。

主な質問の内容

施策の具体的な進め方や方向性を問う質問がほとんどでした。市議らには所信表明という言葉の意味をよく考えてから質問してもらいたいです。

今日的実感

本来の意味を考えれば、所信への質問とは次のようなこと*を聞き出すものだと思います。民主市民議員団の質問でした。

○伏見隆市長 …(略)…私は12年前、政治家に関わりを持たない多くの市民の声なき声を政治や行政に届けたいという思いを胸に政治の世界に飛び込み、以来12年間にわたって市議会議員、また府議会議員として精一杯活動してきました。そして、このたび、市長という立場に変わって、早いもので1ヶ月あまりが経ち、いま改めて議員とはまた違う市長という職責の重さを日々、実感しております。しかしながら、こうして立場が変わった今も、声なき声を届けたいという私の政治家としての原点であり信念であるこの思いは、いささかの揺るぎもなく、愛するふるさと枚方を市民が誇れるすばらしい魅力あるまちにしていかなければならない、そうした思いを、ますます強くしているところであります。…(略)…

枚方市議会 平成27年9月定例月議会(2015年10月28日)

枚方市立美術館

市長は賛成・反対のいずれの立場でもありません。しかもその立場は市長選挙のときから一貫しています。美術館が2015年7月にオープンできていない現状から、白紙撤回して寄付者と話し合いをする考えです。市長は所信の中で、寄付者に面会して白紙撤回の考えを伝えたことを議会に報告しましたが、寄付者の反応については代表質問でもなお答えませんでした。

公明党議員団は「議会での議決、前市長参加による説明会の開催、近隣コミュニティからの整備促進の要望書提出なども行われている。議会に対して何の配慮もなく、寄付者と一方的に会ったのは個人プレー」だと批判をしました。その上で、「市長は就任後に美術館建設に賛成の4校区コミュニティと直接対話をしたのか」の問いに、市長は会っていないと答えました。

枚方市立美術館設置条例は議会で可決しているのですが、依然として市民は条文を読める状況にありません。この条例のどこかに平成28年3月31日(平成27年度末)を期限とする何かが設定されているらしいのですが、日本共産党議員団が今回の代表質問で、この期日までに白紙撤回をするよう市長に求めています。これが筋の通った主張なのかを含め、何もかもが不明です。

ちなみに日本共産党議員団の松岡議員は「伏見市長は美術館に反対(=誤り)だけど維新会派の多く(=誤り)は賛成。会派内と市長で、賛成と反対に分かれているのはおかしい(=誤り)」と勘違いをしているのは、筆者が以前に記事で指摘したとおりです。

花火大会

花火大会の復活に否定的なのは、連合市民の会と日本共産党議員団でした。

その理由として、連合市民の会は「花火大会で人が集まるのか」と疑問視しています。質問文を聞いていると、花火大会の復活が所信の「1.人が集まるまちづくりをスタートします」の段落に入れられていることを(文書の構成上の)追求しているようにも解釈できます。質問の真意がはっきりしませんでした。

一方、日本共産党議員団は「市長が花火大会の責任を持つのか」と質問をしました。つまりは、迷惑なイベントだということでしょうか。イベントの責任は言うまでもなく主催者にあります。もし、枚方市が花火大会の主催者側に居れば、一定の責任はあるでしょう。そもそも、枚方市主催で花火大会を実施すると決まった話ではありません。この愚問について市長はスルーしました。

枚方市駅周辺再整備

民主市民議員団が、他の事業はゼロベースで見直すのに、これについてはそうしないのかと質問をしましたが、市長はスルーしました。

公明党議員団の質問に市長は次のよう*に答えました。

○伏見隆市長 …(略)…本ビジョン[1]対象エリアを5つの街区に分けて検討を進めています。それぞれの街区では、土地建物の活用状況や権利者の意向等に差異があるため、街区の特性に沿って様々な角度から、その道筋や手法などの検討を進めており、再整備の方向性を見いだすことが急務であると考えています。また市民会館や市庁舎があるエリアや官公庁団地エリアは公有財産が多く集積していますので、こうした公的ストック[2]の最適な利活用を念頭に置きながら、また議会の意見を真に受けとめつつ早期に本ビジョンの具体化を図り、枚方市駅周辺のイメージ鳥瞰図を作成するなどして、市民の皆様に分かりやすい形で方向性をお示ししたいと考えています。…(略)…

枚方市議会 平成27年9月定例月議会(2015年10月27日)

自由民主党議員団の質問に市長は次のよう*に答えました。

○伏見隆市長 …(略)…5つの街区で、それぞれの土地建物の活用状況や権利者の意向等を踏まえ、各街区の特性に沿って検討しております。そのなかで、現市民会館、市の庁舎敷地等を含む街区は、土地建物の大半を本市が所有している街区であり、PRE戦略[3]の検討を進めます。また、駅前広場の拡充や外周道路の整備に向けた検討(を)*しながら、公民連携によるにぎわい、魅力作りを進める考えです。…(略)…

枚方市議会 平成27年9月定例月議会(2015年10月28日)

[1] 枚方市駅周辺再整備ビジョン。

[2] 公的ストックについては筆者が以前に書いた記事の丹生議員の項をご覧ください。

[3] 国土交通省によると、PRE戦略とは次のことを言うようです。

PRE(Public Real Estate)戦略とは、公的不動産について公共・公益的な目的を踏まえつつ、経済の活性化及び財政健全化を念頭に、適切で効率的な管理、運用を推進していこうとする考え方をいいます。

PRE戦略を実践するための手引書 | 土地総合情報ライブラリー | 国土交通省

市長給与の2割カット

市長の給与について一部の会派から質問がありましたが、退職金についての言及はほとんどありませんでした。市職員(幹部職員や管理職、一般職員)への波及を心配する質問が相次ぎましたが、市長は否定しています。市職員の支援を受けて当選している議員らにとっては死活問題だからでしょう。ただし市職員の給与は、民間と比較して妥当かを検討していく意向を示していますので、今後、市職員の給与が下がることは予想されます。

会派の反応は次の通りでした。

公明党議員団は「ご自身の判断については尊重を致します。」と述べました。

連合市民の会は、カットの割合を2割とする根拠について次のよう*に質問をしました。これについて、市長はこれから実施する行財政改革への決意を表したものだと答弁しました。この会派は削減した額でもなお高いと言いながら、金額の問題ではないと述べました。意味が分かりません。会派(7名)の代表質問なのに主語が「私」になっている点はおかしいです。

○福留利光議員 …(略)…今回、20パーセント・カットを表明されていますが、お聞きしたところ給料は約1630万円になるということでございます。この金額は市民感覚からすると高額ではないのでしょうか。から見て感じるのは金額の問題ではなく、…(略)…

枚方市議会 平成27年9月定例月議会(2015年10月27日)

日本共産党議員団は、市民に痛みを分かち合う前提での市長給与カットは「市民が期待した公約ではない」として反対し、市民が期待した公約を果たすよう求めています。

市長給与のカットについては過去にも例があります。2009年3月27日には3パーセント削減する条例が、委員会の付託を省略され、討論されることもなく、満場一致で可決しました。右から左へ受け流すように成立していた条例が、なぜ今回は議論されているのでしょうか。手間を惜しまず調べれば、議員らのつじつまの合わない言動が顕在化します。

「既得権」とは

思い当たる節のある(何らかの既得権に世話になっていると自覚のある)会派から質問があったと筆者は決めつけています。そうでなければ、これについて質問することはないでしょう。なぜなら、「既得権」は辞書に掲載されている言葉だからです。質問をしたのは、連合市民の会と自由民主党議員団でした。

伏見市長の言う既得権とは「過去の様々な経緯や法令上の必要性から継続して受けている権利。特定の受益者を指すものではない。」また、市長はこの既得権について「時代の流れとともに今となっては当初の目的を終えていないか、一部の権利となっていないか、過大な行政サービスとなっていないか等の視点で今一度見直しを行っていく」考えを表明しました。

皆さんも前述の会派をマークしておきましょう。

具体性のない質問

高齢者向け施策健康

社会保障の費用抑制のため、外出機会を増やす、人と会う機会を増やす、積極的な社会参加を促し、認知症にならないように対策をするといった話でした。ひらかた体操に加えて、ラジオ体操やロコモ体操を指導していくそうです。

子育て支援

待機児童問題、豊中市での世帯の保育費高騰に関連した質問、留守家庭児童会室の入室資格拡大(小学5・6年生)などでした。

すでに第2子以降の保育料の無料化は所信にあったように雲行きが怪しくなっています。医療費助成の拡大と合わせて、年間で約4億9000万円の財源が必要なことは、以前に記事にしたとおりです。市長はチャレンジしてくれそうですが、結果が出るとは限らないため、その如何いかんでは議会にとって市長への口撃材料になる可能性があります。

さらに、経済的な負担を支援するための第2子以降の保育料の無料化や医療費助成のさらなる拡大については、多額の経費を伴うことから、市立保育所の民営化といった行政改革による財源の確保と合わせた検討を進めます。…(略)…

所信表明,枚方市長伏見隆,平成27年10月

枚方市植村猛アート基金条例が2015年10月29日の定例月議会で可決しました。文化・芸術への寄付行為を否定するつもりはありませんが、目の前の生活がままならない人は多いので、お金を持っている人たちにはむしろ、こういうところに寄付をしてもらえないものかと思っています。

中学校給食

全員喫食の話をネタに、各会派が「中学校給食は俺の実績(俺のフレンチをもじったつもり)」と言わんばかりのアピールをしています。このやりとりは見苦しい上に、所信への質問で聞くような話ではありません。

残念ながら、給食でご飯と牛乳の組み合わせに関する質問はありませんでした。議員と市民の温度差が表れています。

これについては、筆者は過去に調べたことがあります。2014年10月10日に開かれた枚方市学校給食会の中で、「学校給食費に関する保護者アンケート」の調査報告がありました[4]。この会合では、保護者からご飯と牛乳の組み合わせに多くの意見があったことが報告されています。これについて、出席委員の一人は学校給食法施行規則に牛乳を含める規定があるため「抜本的な見直しは難しい」「組み合わせを否定しない」との意見を述べています。

確かに、規則ではご飯と牛乳の組み合わせが外せないのです。

第一条  学校給食法施行令 (以下「令」という。)第一条 に規定する学校給食の開設の届出は、学校ごとに次の各号に掲げる事項を記載した届出書をもつてしなければならない。

(略)

2  完全給食とは、給食内容がパン又は米飯(これらに準ずる小麦粉食品、米加工食品その他の食品を含む。)、ミルク及びおかずである給食をいう。

(略)

5  第一項各号に掲げる事項を変更しようとするときは、当該変更が軽微なものである場合を除き、変更の事由及び時期を記載した書類を添えて、その旨を都道府県の教育委員会に届け出なければならない

学校給食法施行規則

しかし、よく見てください。第五項には都道府県の教育委員会(枚方市では大阪府教育委員会)に届け出をすれば、ご飯と牛乳の組み合わせを変えることができそうです。ようするに、学校給食会の出席委員の身分では決められないことなのでしょう。そうなれば、政治家に動いてもらうしかありません。

松岡議員も同様に調べていたようです。なお、例によってツッコミどころ満載の駄文です。逐一、指摘している暇がないので、部分引用にとどめたいのですが、段落分けされていないのでやむを得ず全文掲載し、今回はツッコミを割愛します。ご容赦ください。

19日(月)は、文教委員協議会が行われました。教育委員会からの報告の一つは中学校給食の実施に向けた取り組み状況です。枚方市の中学校給食は、以前に来年の4月実施選択制のランチボックス共同調理場で調理委託を行うことが決まっています。よくわからないのが予約注文の方法でした。「選択制ってどんな風に注文するの?」ですよね。私からのこの問いには①コンビニ or クレジット で一月分を前払いします(一食300円程度の予定)  納付書は学校側から配布されます。②入金後、パソコン・スマホ・携帯電話で学校から渡されるID・パスワードを使い希望する月を予約する または、学校に用意するマークシートで注文③ここで注意は、日々の選択が可能なのは、アレルギーなどで制限がある児童だけです。そうでない児童はあくまでも、一月単位の注文です。また代金を支払わないと注文はできません。④中学校給食は、日本共産党議員団としてこの間求めてきましたが、就学援助の対象とされるようです!⑤申し込み期限はマークシートは前月15日、インターネットは20日まで⑥現在締め切り後や食材発注後は「キャンセルできない」という方向で検討中といった答弁が行われています。この答弁の中で、やっぱり心配なのは生徒が「弁当注文したい」と願っても保護者が一月分の前払いをしないと、そして注文の作業をしてくれないと食べることができないって所です。発注や、代金の納付単位を細分化すれば、親の負担感も少なく給食を食べることになるんじゃないの?できないの?と質問をしましたが、残念ながら今、前払いの一月単位、注文も一月単位が妥当だと答弁されました。以前に小学校の先生に聞きましたが、学校で使う教材代金を集めるのが大変と聞いています。就学援助の対象にならない家庭だといっても様々な家庭環境があるのですから、必ずしも一月分の給食費が払えて「当たり前」ということもないでしょう。学校側の手続き的な事情が優先されているのではないのか?スタートの後でも、対応を考えていってほしいと伝えました。また、ずっと以前からもありますが「米飯給食に何故牛乳がつくの?」という疑問です。今回も、私に質問も届いていましたので、確認をしました。知らなかった!学校給食法施行規則というのがあり、そこには「完全給食」とは主食・牛乳およびおかずだと規定されているのだそうです。また、小学校の先生は教室での昼食が当たり前ですが、中学校ではどうなるのかと聞いてみたところ、中学校でも一緒に食べることができるように状況に応じて対応していくとのことでした。さて、さて。中学校給食「お弁当ってまずいんじゃないの?」ととってもマイナスイメージも根強い不安の一つです。私が、「どうやらわりとあったかいお弁当が届くらしいよ」っていうと「え~!!そうなん」と必ず驚きの声が帰ってきます。さらに味はどうなのでしょうか?わが娘が小学校時、試食会に参加をしましたが、栄養士の方から「子ども達の様子をみて、献立に反映しています」と聞いていました。それでは、調理委託でしかも選択制の中学校給食ってどんな風に献立が作られそして改善をされるのでしょうか?中学校給食は、献立は市の職員である栄養士さんが作成します。ただ、食数で栄養士の配置数は決められていて、今枚方市で確定しているのは1名のみです。今後、実際に運営後の食数によって、栄養士の増員が可能となるんだそうです。れれれれれ。です。一名だけでは、てんてこ舞いですよね。また、今給食調理は業務委託が進んじゃっていて、どこでも人材育成と確保が課題となっているんだと言われています。そんななかで、選択制という不安定な中学校給食では、安定した給食供給が保障されるのかと不安です。もちろん、教育委員会は「前提で委託発注をしている」と答弁をします。こうして、いろいろと話をしていると本当に「ただの弁当や」のお話をしているようです。子どもの姿や、教育的にどうなの?ってな話ではありません。(私の質疑も不十分ですね。すみません)もともと、教育の一貫としての学校給食です。最後には「市長も全員喫食を目指している。是非とも実現を」と求めました。

やっぱり全員喫食だよ。中学校給食は。,松岡ちひろの明日があるさ(2015年10月22日)

松岡議員は質問が来て、調べて、「知らなかった」だけで終わらせています。多数の保護者の意見をどうして反映させようとしないのですか。

少し話がれますが、木村議員によると最近の給食はこんな感じらしいです。

学校監査中のため、昼ご飯は給食をいただきました。牛乳は苦手なので一気飲みです・・・。 pic.twitter.com/1al0NgZcM2

— 木村亮太(きむらりょうた)@枚方市議会 (@kimura_ryota) 2015, 11月 18

私が小学生の頃は銀の皿に先割れスプーンでしたが、今はプラスチック製のお皿にお箸です。ちなみに、米飯給食(主食がパンではなく米の時)が週3回とのこと。

— 木村亮太(きむらりょうた)@枚方市議会 (@kimura_ryota) 2015, 11月 18

[4] 第2回学校給食費検討特別委員会 会議録(要録),枚方市(2014年10月17日)

学校司書

各学校へ中央図書館から学校司書を段階的に配置する話でした。

浸水対策

市長答弁はプレスリリース[5]にも出ている内容を次のよう*に引っ張ってきただけでした。2015年度で総額16億4367万7000円のお金が使われる見込みです。所信への質問として、計画変更の余地のない浸水対策を問う必要があるとは思えません。

○伏見隆市長 …(略)…新やすがわポンプ場[6]、およびみぞたにがわポンプ場[7]かんせんかんきょ等の整備を引き続き計画的に進めて参ります。また、近年の計画降雨の基準を上回る降雨に対しましては国の下水道浸水被害軽減総合事業[8]を活用し、浸水被害の軽減に向け蹉跎はいすい[9]において下水道浸水被害軽減総合計画を策定し、現在貯留施設の整備事業に取り組んでいます。さらに楠葉排水区[9]においても同計画を策定したところで、今後、計画的に事業を進め、安全の確保に取り組んで参ります。…(略)…

枚方市議会 平成27年9月定例月議会(2015年10月27日)

[5] 被害の軽減へ 浸水対策を推進,枚方市(2015年2月25日)

[6] 新安居川ポンプ場(住所:大阪府枚方市大垣内町3丁目6ー1)

[7] 溝谷川ポンプ場(住所:大阪府枚方市宮之阪1丁目3ー7)

[8] 下水道:安心・安全の確保に向けた総合事業実施状況 - 国土交通省

[9] 蹉跎排水区のみ、枚方市の公式ホームページで範囲が公表されています。ほかの排水区の範囲を知るには、市役所に問い合わせる必要があります。

淀川渡河橋

一般道路の牧野高槻線きょうりょうと新名神高速道路のへいせつきょうをまとめて「淀川きょう」と呼びます。早期建設には高槻市と緊密な連携を取って、国や大阪府に働きかけをしていくしか方法はないでしょう。どこかの会派の質問と同じ質問が別の会派によって繰り返されました。時間を無駄にしてしまいますから、会派としてプッシュしたいのであれば要望にとどめるべきです。

空き家対策

空き家対策特別措置法[10]が成立[11]しているので、その通りに実施するだけです。いちいち質問するような話ではありません。もし切迫している事例があって早急に実施する必要があるなら、客観的な情報を提示して催促すべきです。そうしない質問は説得力に欠けます。

[10] 空家等対策の推進に関する特別措置法。

[11] 2014年11月27日公布、2015年2月26日施行。

各会派の協力姿勢

是々非々を表明したのは、公明党議員団、自由民主党議員団、民主市民議員団でした。市長の政治姿勢に相容れないから全面対決姿勢で臨むのは、おかしいですが、あえて「是々非々」を表明するのもおかしいです。市長だって、手続きによって選ばれた民意には違いないのですから。

議員に批評家は要らない

批評は市民でもできることです。32名の議員のほぼ全員が、約32万人の有権者から1万票を集めることさえ、ままならいのに、堂々とこんな偉そうなこと*が言えたものだと思います。

○有山正信議員 …(略)…申し訳ない言い方になりますけれども、具体的施策が乏しい所信表明の内容で、この言葉を提示されて…*。具体的に私どもは感じ取れるものがありません。…(略)…

枚方市議会 平成27年9月定例月議会(2015年10月27日)

○千葉清司議員 …(略)…今回の所信表明を見るに限り、大変言葉は悪いですけ(れ)*ども、前市長のコピーに匹敵するような意味合いを感じて禁じません。…(略)…

枚方市議会 平成27年9月定例月議会(2015年10月28日)

市長と比較して少数の民意で当選している議員に求められるのは、声にならない声(少数意見)を客観的な情報で提示するとともに、提案ベースで市長の市政運営に協力することです。

議員らは、けんか腰ではなく「市長へ声なき声を届けるからよろしくね」と、大人の対応ができないものでしょうか。

議員報酬の提案なし

市職員の心配ばかりしていないで、市長の行動に議員が追随しないのはいかがなものでしょうか。

【軌道修正】未来に責任・大阪維新の会は、無所属と大阪維新の会の会派だったことを知りませんでした。妹尾議員一人の考えを代表質問で発言できるはずがありませんね。前言撤回します。

メンバーは以下のとおりです。

池上典子(無所属・大阪維新の会推薦)

岡沢龍一(大阪維新の会公認)

妹尾正信(大阪維新の会公認)

岩本優祐(無所属・大阪維新の会推薦)

木村亮太(無所属)

会派結成いたしました会派名は「未来に責任・大阪維新の会」|枚方市議会議員木村亮太公式ブログ

[12] 【削除】

問題点

効率の悪い議会運営

会派ごとの質問を所要時間の短い順に並べました。所要時間はYoutubeにアップロードされた動画の収録時間です。よって議長の発言や市長の答弁時間も含まれています。

  1. 自由民主党議員団(59分59秒)
  2. 公明党議員団(1時間19分50秒)
  3. 順位同率
  4. 日本共産党議員団(1時間29分8秒)
  5. 民主市民議員団(1時間30分18秒)

各派代表質問に費やされた時間は、合わせて7時間45分35秒でした。

ざっと聞いただけでも、同じような質問が何度も繰り返されていることが分かりました。質問順位が1位の公明党議員団を除いて、他の会派の質問内容を聞き、同じ質問を省いたのは民主市民議員団だけでした。同じ質問が続くことを前もって詫びる会派[13]がありました。ひたすら質問文を読み上げるだけなのに、原稿がバラバラになっていて、読んでいる途中で紙への目線があっちへ行ったり、こっちへ行ったりしていて、朗読がとぎれとぎれの会派[14]もありました。朗読途中に原稿の一部を自席に取りにいく会派[15]もありました。読み上げる練習をしておらず、噛みまくりの会派[16]もありました。代表質問への準備不足が甚だしいです。

議員のブログに目を通していますので、会派で集まって時間をかけて作成したことは理解しています。しかし、動画を見て感じたのは、各会派の代表質問は偉そうなことを市長に言って批判をする資格のないほど、低レベルなものばかりだったことでした。

だらだらと時間を消費すれば、議会を担当している市職員の拘束時間も増えます。それだけ人件費が無駄になっていくことは、市民でも分かることですよ。

[13] 未来に責任・大阪維新の会。

[14] 自由民主党議員団。

[15] 日本共産党議員団(野口光男議員)の動画の23分22秒ごろ、1回目の質問の朗読途中に、背後の大森議長に何かを言って演壇を離れ、再び戻る様子が収録されています。

[16] 連合市民の会、未来に責任・大阪維新の会。

データ軽視

客観性の乏しさで、ちぐはぐな対応をしてしまえば、枚方市の状況をさらに悪化させかねません。代表質問では次のよう*な発言もありました。

○野口光男議員 …(略)…かつてこの枚方市は高齢者、子育て支援など総合的な福祉施策が他市よりも優れていたことで多くの市民の皆さんが移り住んでこられました。それがなぜ、流出するようになったのか。その原因のひとつは行政の平準化という、そういう施策の進め方、他市より優れている施策は他市並み、またそれ以下にしてしまったことです。福祉のまち、そして子育てのまち、社会教育のまちこれらを壊し、魅力のないまち、そして選ばれない市になったことです。…(略)…

枚方市議会 平成27年9月定例月議会(2015年10月28日)

この評価は誤りです。市長が市民室のアンケート結果[17]を提示したとおり、人口流出の原因は枚方市内に仕事がないことや、交通の利便性の悪さです。なお、「以下」「並み」を含んでいることを申し添えます。

このアンケートの結果では、大阪市や京都市への転出が多いことも報告されています。大阪市や京都市は、通勤できなくない距離にありながら、地域によっては不便なケースもあります。

次に、総合計画審議会での議論をご覧ください。これによると、仕事の都合で一度、大阪市に転出した元枚方市民が家を構えるとき、枚方市へ戻らず北摂へ行ってしまうことが明らかになっています。そのほか、お金持ちの高齢者が大阪市へ転出していることも把握しているようです。このような客観的な情報に基づかず、議員が子育てや高齢者福祉の施策が、他市以下になったからだと言ってしまうのは、いかがなものでしょうか。

○新川部会長 それでは、参考資料3 [18]で、特にどんなふうに読んだらいいのかということでございまして、絶対数で言いますとどうしても若い人の移動の方が目につきやすいんですが、高齢者も人数は少ないのですけれども、転入・転出の差や転入者に対する転出者の比を考えると、個々の絶対数は少ないですが、割合としては結構ある。

○新川部会長 さて、ここは事務局としてはどんなふうに読んでおられるのか、何かお考えがあればお願いしたいと思いますがいかがでしょう。

○事務局 お手元に配付させていただきました参考資料3だけでは読み取れないのですが、事務局の方の手元で確認している資料によりますと、平成24年から平成26年にかけまして、高齢者の関係ですけれども、年齢区分で申しますと65歳以上の区分の増加は本市におきましても当区分が人口増の非常に大きい部分になっているといった状況になっております。逆に、年齢層の区分で申しますと0歳から12歳あるいは、15歳から64歳の区分につきましては、転出超過の状態になっているという状況になっております。

○德久委員 お金持ちの高齢者が出ていっているから、市にとってはあまりよくないんですよね。大阪市等々に移るというのは、物件を買って出ていくはずですから。

○事務局 そうですね。基本的にはマンションに移る、こちらの戸建てを離れられるという意味だと思います。

○德久委員 そうですよね。固定資産税とかでロスがありますよね。

○事務局 もうひとつ、データがございまして、大阪市の方が出しております平成23年度の実績で、大阪府内の各市町村に対しての転入・転出の状況があがっております。それによりますと、大阪市にとっては、0~4歳、5~9歳、10~14歳、この世代とその親世代になります30歳代、ここは大阪市にとっては転出超過になっております。それ以外の世代、例えば、50歳代、60歳代につきましては、大阪府内の各市から大阪市の方に転入超過という状態になっておりますので、先ほどの子ども、それから子育て世代以外の世代については、大阪府内の衛星都市から大阪市の方に転入超過の状況で、平成23年度の実態としてはございます。

○加藤委員 今の内容は一般的なことですよね。大阪府内の諸都市から大阪市内に転入していると、そういうことですよね。

○新川部会長 高齢者の世代は大阪市に入ってきている。若い親子の世代は大阪市内から出ていくと。ただ、枚方には出てこないで北摂あたりに出て行っているという状況のようです。

○加藤委員 例えば、65歳以上の人も枚方から大阪市内に出て行っていると。さっき、65歳以上は増えていると言ってませんでしたか。ごめんなさい。

○事務局 そうしましたら、先ほど申し上げました平成24年から平成26年の増減、人口の増減ということで、社会移動だけを捉えた資料にはなりませんけれども、人口の増減だけで見ますと、0歳~14歳の人口が2139人の減、それから15歳~64歳につきましては9713人の減である一方、65歳以上の人口につきましては9755人の増という状況になっております。これは、平成24年から平成26年にかけての人口、いわゆる64歳から65歳になられた方も含めたものですけれども、人口の構成としてはこういった状況になっております。

○新川部会長 ありがとうございました。

○新川部会長 大阪市との間での65歳以上の方の転入・転出で見ると、今日いただいた参考資料3の4ページ目の表で見る限りは、65歳~79歳までが若干の転出超過ですね。ただ、絶対数からいえばたいしたことではないので。どこまでここを批判するかというのは一つ議論があるかと思います。

○加藤委員 さっきの内容でいくと、若い人たちを留めようと思ったら、例えばワンルームマンションを建てると。いろいろと社会的に問題のある施設になるかもしれませんが。そういうワンルームマンション系は枚方にはないんですよね。若い人向けの施設はあっても少ないでしょ。

○事務局 学生向けの分はあるかと思いますけど。

○事務局 勤め人になると、より大阪市の方が近いので、大阪市の方へ転出してしまうという構図だと思うのです。それで、家族ができると、例えば、3~4人が住める一戸建てとかマンションということで、また大阪市から郊外へ出ていくというような構図になっております。

○加藤委員 枚方に来てくれるかどうか。

○事務局 そこが、先ほど言われたように北摂の方が若干上回っているような状況ではあります。

○新川部会長 私たちは、ここが負けているので何とかしないといけないという議論をしないといけないでしょうね。

○三輪敦子委員 皆さんにもいろいろと教えていただきたいんですが、先ほど出てきていた危機意識をどうするか。危機意識というのは確かに大切だと思うのですが、同時に、計画として書くときには、「危機はチャンス意識」みたいなものも必要かなと思っていて、そういうビジョンというのがないと、そもそもまちづくりというものは考えられないんじゃないかなとも思っています。

○三輪敦子委員 そこでなんですが、少子高齢化がそんなにすぐには逆転しないだろうということで、それは想定しないといけない大前提だと思うんですが、この基本構想のトップの部分に、「少子高齢化の進展に伴い、税収の減少、社会保障関係費の増大」と書いてあるのですが、少子高齢化が進行したときに必ずこの2つはセットでやってくるものなのでしょうか。このことについては、他は想定できないという前提になりますか。これはまちづくりの専門家の先生方に教えていただければ嬉しいです。つまり、少子高齢化しながら、税収は減らないという可能性は全く想定できないということになりますでしょうか。

○三輪敦子委員 それから、10ページの下の人口減少の推計ですが、この推計は必ず当たるのか。その2つについて、ご意見をお聞きしたいです。

○德久委員 少子高齢化が進んでも税収を上げるためには、富裕層を呼び込まないといけないわけですよね。富裕層を呼び込める状況かという問題が大きい。

○三輪敦子委員 富裕層を呼び込めるとその問題はある程度解決できるということにもなるんですか。

○德久委員 いえいえ。でも富裕層というのは基本的に都市部に偏在しますから、枚方に呼び込むというのはあんまり現実的じゃないと私個人は思います。当然、富裕層も東京に偏在していますし、関西の中でも特定地域に偏在している状況ですから、あまり現実的でない状況を設定しない方がいいと思いますね。

○新川部会長 単純に税収だけでいいますと、生産年齢人口15歳~64歳の層が働いて納税をしてくださる。そこが市税としての収入としては大きくなってございますね。ですから、勤労者層というのが、しっかりと厚みを維持できればいいのですが、全体として人口が減る、その中で働かない人が増えている、高齢者という意味ですが、税金を納めない人が増えてしまう。そういう状況で一般的には、財政危機のようなことが想定をされていると。もちろん、今、德久委員からもありましたように、富裕層であるとか、あるいは個人の住民税に頼らないで、例えば、産業都市的な収入がたくさんあったり、何某かの巨大な公共施設があったりして、そこから収入が入るというような話があればそれは別ですけれども、どうも枚方でそれは非常に考えにくいということもありますし、日本の産業構造から言っても、これから飛躍的に特定の産業が発展してたくさんのお金を地域に落としていくということは非常に考えにくい。大阪全体でもいろいろバイオであるとか、医療であるとか、新しい産業をめざして動いておられますが、直ちに枚方がその恩恵を受けるということでもないので、どうも単純な人口の動態だけからすると、少子高齢化の中で、税収の減というのを逆転させるというのは非常に難しいかもしれない。

○新川部会長 そうすると、その目減り分を何とか少なくする、かかる費用をできるだけ節約をするという努力がどこまでできるかというところで、非常に暗い話になってしまうと困るんですが、そういうところはどうしても出て来ざるを得ないかなとは思います。ただ、そこも考え方で、逆にそうやってお金がないならないなりに、少なくなるなら少なくなるなりに、別の暮らし方を考えましょうかというようなこともあるかもしれませんし、お金のかからないやり方で、まちづくりしましょうという話もあるかもしれません。ここは知恵の働かせ方のようなところもあるかもしれません。

○新川部会長 一応、この人口推計自体は一般的には封鎖人口という言い方をしていて、これまでのトレンドというのを前提にして将来を推計するということになります。各年齢層別のそれぞれの動きというのを前提にしてやりますので、実は、今日この時点からすぐに、ちょっと経済の動きが変わってしまったり、地域の構図が変わったりするとすぐに影響を受けることはあります。ただし、大きな流れは変わらないと思ってください。多少の動きは出てきますので誤差は出てくるのですが、基本的な方向は変わらないと思っていただいて間違いないと思います。これは、これまでの同様の推計でもほぼ大体は当たっているというところがあります。ただ、個別、小さな単位になればなるほど、要するに母数が小さくなれば、誤差は大きくなりますので、全部当たるわけではない。そういう前提で考えていただいていいと思います。

第2回 枚方市総合計画審議会 第1部会(2014年10月17日)

筆者が論評のために少し調べただけで、たくさんの資料がスッと出てきます。しかも、これらの情報は筆者の感覚とも一致し、納得できるデータです。しかしながら、民間と比べて高い人件費で作成された、多くの情報に議員らは目を通さず、好き勝手なことを言って、活用していないように筆者は思います。こういうところでお金が無駄になっています。

[17] 参考資料2「枚方市転入・転出に関するアンケート」の調査結果,第2回枚方市総合計画審議会第1部会,枚方市(2014年11月17日)

[18] 参考資料3 枚方市の社会動態(転入・転出)に関する資料,第2回枚方市総合計画審議会第1部会,枚方市(2014年11月17日)

大森議長は正常な議会運営をしていない

会議では関係のない話をしてはいけないことが規則で定められています。議長は発言を注意、もしくは禁止しなければなりません。

第56条 発言は、すべて簡明にするものとし、議題外にわたり、又はその範囲を超えてはならない。

2 議長は、発言が前項の規定に反すると認めるときは、注意し、なお従わない場合には、発言を禁止することができる。

枚方市議会会議規則

しかし、一部の会派から市政と関係のない発言がありました。要約すると次のとおりです。

そして大森議長は発言を注意、禁止しませんでした。一部の議員が次のよう*な発言をしています。

○野口光男議員 …(略)…しかし、この市長選挙では橋下大阪市長や松井大阪府知事がたびたび応援に訪れ、そして知事や市長が公務を切り上げ、はや早々に切り上げ、選挙の街頭演説をするという光景も見られました。伏見市長もこのようなことをしていくのでしょうか。それとも公務を優先させるのでしょうか。この市長選挙では橋下市長が街頭で、私は辞めるけれども大阪市でやってきた維新の政治を、この伏見隆さんが枚方でやってくれますと訴えていたのには驚きましたが、市長はあの市長選挙をどのような思いで戦ったのかお伺いしたいと思います。市長はこの間の大阪維新の会のくびなが[20]が進めてきたふしせい[21]に対して、どのようにふしせ…ふしせい[21]を、どのように見ておられるのか。そして、大阪経済に対する認識と、そしてふしせいに対する評価について伺いたいと思います。そして、市の職員に果たすべき役割についてですが、どのように考えているのか、大阪府の職員基本条例の立場なのか、それとも憲法第十五条二項の立場なのかお伺いしたいと思います。

○野口光男議員 憲法と平和について伺います。将来の枚方のまちの発展を願う市長が、平和について所信表明で述べられていないのは大変残念でした。枚方市は戦前、陸軍造兵しょう[22]など、軍事施設も多くあり、そのひとつ禁野火薬庫[23]が1939年3月1日に大爆発[24]を起こし、約700人もの死傷者を出しました。こうした惨事を風化させないよう、枚方では官民様々、平和の取り組みが行われています。1982年には大阪府内で初めて、この枚方市が非核平和都市宣言をしました。市民にとって平和のまち枚方という自覚を高く持っていると思います。しかし、その平和を脅かす、このクーデターともいえるようなやり方で安倍じこう[25]政権は、9月19日未明に安保法制[19]、いわゆるせんそうほうせい[25]を強行可決しました。今の政治状況は立憲主義、そして民主主義、法治主義を破壊されたままの状況とも言えます。市長は平和のまち枚方の市長として、この事態をどのように受け止めているのでしょうか。安全保障関連法制[19]についての見解を伺いたいと思います。そして、現在の憲法について、どのように考えているのでしょうか。憲法に基づいて市政運営を行っていくのか[27]お伺いしたいと思います。…(略)…

枚方市議会 平成27年9月定例月議会(2015年10月28日)

[19] 正しくは平和安全法制。

[20] しゅちょうを指しているのでしょうか?「主張」などとの聞き違えを防ぐために「くびちょう」と読むことはありますが、それでも公式の場では「しゅちょう」と読むべきでしょう。

[21] 大阪府政と大阪市政を合わせた造語だと考えられます。

[22] 陸軍造兵廠, Wikipedia

[23] 禁野火薬庫, Wikipedia

[24] 大規模な爆発は、1909年8月20日にもありました。

[25] 安倍政権と自民党・公明党の連立政権を合わせた造語だと考えられます。

[26] 共産党は「戦争法案」と言っていましたので、それに関連した党内独自の言葉と考えられます。

[27] 野口議員は元枚方市職員。野口議員も入職時に宣誓させられたはずなのですが、なぜこんな質問をするのでしょうか。


* 会議録が公開されていないため、発言内容は筆者による文字起こしによるものです。過不足や聞き間違いなどを含む場合があります。

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