本市では、新たに「めざせ‼『通年のゼロ』」をキャッチフレーズとして、いわゆる潜在的な待機児童も含めた通年での待機児童解消に向け、平成31年度当初までに500人の入所枠の拡大を図るなど、様々な取り組みを進めているところです。
平成29年4月には、特に保育需要が増大している1・2歳児を対象とした小規模保育施設の開設や認定こども園への移行により73人の定員増(夜間保育所で5人減)を行うとともに、私立保育所(園)において可能な限りの弾力運用を行なっていただくなど、昨年より237人の受け入れ児童の増を図りました。
しかしながら、平成29年4月1日の保育所入所希望の新規申請件数は、昨年度より169人増加し、希望施設に入所できていない児童が299人(前年度より16人増)おられるなど厳しい状況にあります。
保育所入所待機児童数については、これまで国の定義に基づきお示ししてまいりましたが、通年での待機児童解消をめざすには、いわゆる潜在的な待機児童を含めた状況をお示しする必要があると考え、今後は「希望施設に入所できていない児童数」を待機児童数として報告いたします。
平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | |
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定員 | 6739名 | 6993名 | 7061名 |
入所児童数 | 7151人 | 7381人 | 7618人 |
希望施設に入所できていない児童数 | 243人 | 283人 | 299人 |
なお、国の定義に基づく平成29年4月1日の待機児童数は、9人です。
今後も引き続き通年での待機児童解消を図るため、平成29年7月の市立楠葉なみき小規模保育施設(1・2歳児19人)の開設をはじめ、9月のうみのほし幼稚園(認定こども園)の定員増(1歳児20人)、秋以降には青桐保育園(私立保育所)の分園(1・2歳児20人)の開設などを予定しており、その他、さまざまな手法による受け入れ枠のさらなる拡大に向け、取り組みを進めます。