今回の会見は市長のスケジュールで公表されませんでした。その理由はきっと、急に「定例」の開催日を決めたか、ページを更新している秘書課の職員が掲載を忘れたかの、どちらかだと思います。
枚方市が事業者に発注して、独自のアプリをリリースします。2018年1月4日から「スマイル★ひらかたっ子」で検索すると、ダウンロードできるようになる予定です。資料[1]から読み取れる機能は次の通りです。
このアプリにはアカウントを登録する仕組みが設けられています。上記の機能を利用するだけであれば、アカウント登録の仕組みは不要です。ということは、他に利用者の情報を必要とする何らかの機能が備わっているのでしょう。
これまでに枚方市はスマートフォンで利用できるアプリを紹介していましたが、市が独自に開発したものはありませんでした。避難誘導をしてくれる「みたチョ」、コミュニティFMラジオ放送を聞ける「Listen Radio」、広報ひらかたを読める「マチイロ」は、いずれも枚方市が発注したアプリではありません。せっかく枚方市の独自のアプリをリリースするなら、3つのアプリが提供していた機能と上記の機能をまとめるのかと思いきや、今回は「子育てアプリ」に特化してしまいました。
寝屋川市は子育て世代をターゲットにアプリ「もっと寝屋川」をリリースしましたが、枚方市のように不格好ではありません。
【寝屋川市が公式アプリを公開】
— 枚方市政を追いかける!(仮) (@hirakatawatch) 2017年11月20日
寝屋川市は公式アプリ「もっと寝屋川」を公開。1つのアプリで施設の予約、道路破損の報告まで可能。https://t.co/5DHQZrUFBk ちなみに枚方市はサービスごとに別々(避難誘導、広報誌、コミュニティFM)のアプリで、情報を得る機能しかありません。
例えば、道路の
枚方市は208万円の費用をかけて子育て世代専用のアプリをリリースしますが、もう少し考えて、もう少し費用をかけて良いので、より多くの市民に役立つアプリを作ってもらいたかったと思っています。この事業は効果的でも、効率的でもありません。
このほかに会見では、ペット霊園規制条例を制定するため、2017年12月にパブリックコメントを実施する[2]こと、残りの枚方市制施行70周年記念事業の宣伝[3]をしたようです。