どうやら、日数が経過しないとメディアは記事を掲載しないようです。
平成23(2011)年度から設置を始めた街頭の防犯カメラは、市内企業からの寄付もあって、どんどん増えています。2017年10月には、設置台数が979台に達する見込み[1]です。このための補正予算が平成28年9月定例月議会で審議される予定です。
平成29(2017)年10月から6年かけて、約3億8500万円を支出します(債務負担行為)。設置ポイントは、警察と協議のうえで決定され、必要なカメラの台数が650台だったようです。
この防犯カメラで撮影された画像の取り扱いについて、市は枚方警察署と交野警察署と協定を結んでいて、市役所の閉まっている時間帯でも画像を取り出せるようにしています。市が公表している実績は次の通りです。
期間 | 警察への提供件数(件) | 主な活用事例 |
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2015年4月〜9月 | 252 | 窃盗、強制わいせつ、殺人未遂、強盗、業務上過失傷害、道路交通法違反 |
2015年10月〜2016年3月 | 256 | 窃盗、強制わいせつ、強盗、業務上過失傷害、道路交通法違反 |
府民の信頼のない大阪府警察が公表している統計では、認知件数が減少していることになっていますが、治安に対する枚方市民の関心や不満は高く、市民は改善されている印象を持っていません。抑止力が真に働けば犯罪件数が減少し、枚方市民が実感として治安が良くなっていく印象を持つでしょう。
アンケート調査から、市民は防犯カメラの犯罪抑止効果を期待していることがわかっています。しかし、抑止効果だけに頼っていても地域の安全や市民の安心にはつながりにくいでしょう。子どもが狙われる犯罪では、親の「(子どもに)携帯電話を持たせておけば安心」という誤解があるように、防犯カメラの記録から犯人の逮捕に結びついたとしても、命が失われたら二度と家に帰って来ないわけです。
寝屋川市では、事件をきっかけに地域での見回りなどに取り組んでいるそうですが、枚方市でも防犯カメラの設置だけではない対応が求められているように感じています。
1〜2歳児の高い需要に対応するため、旧枚方区検察庁舎と北部支所で定員各19人の小規模保育を開始します。1億700万円の改修工事をするそうです。旧枚方区検察庁は2016年4月から開設、北部支所は2016年7月から開設できるよう準備を進めます[2]。
枚方市の、国が定義している「(どこにも入れていない)待機児童数」は2016年8月1日現在で66人、希望した所ではないけれど入れた児童は369人です[3]。
一部が市役所本庁舎にあった「子ども総合相談センター」を2016年10月にサンプラザ3号館に固めます。これに合わせて、愛称を募集するようです。
表2は枚方市と、北大阪商工会議所青年部、北大阪商工会議所、京阪ホールディングス株式会社、枚方信用金庫で構成する「枚方市駅前大収穫祭連絡会議」の発表[4]です。
イベント名 | 開催期間・時間 | 開催場所 |
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千人の月見の宴 | 2016年9月15日16時〜21時 | 淀川河川敷枚方地区 |
HIRAKATAステーションバル | 2016年9月16日~25日 | 枚方市駅周辺の飲食店 |
ひらコン「恋の大収穫祭」 | 2016年9月17日 | |
カラオケ王決定戦 | 2016年9月25日11時~17時 | サンプラザ3号館1階 |
京阪百貨店食品うまいもの市 | 2016年9月16日~25日16時~20時 | 京阪百貨店店舗前特設会場 |
2016年9月18日、25日12時~15時 | 川原町商店街 | |
うまいもんくらわんか | 2016年9月24日、25日10時~16時 | ビオルネ正面玄関前広場 |
商業まつり大売出し | 2016年9月15日~24日 | 枚方市商業連盟加盟店 |
現時点で人の集まるイベントを開催した場合どうなるかという観点では、2018年復活を目標としている花火大会の判断材料になるかもしれませんね。